会話の好奇心をコントロールできれば良好な人間関係が築けます
ども、しょくのこです。
今回は「HSS型HSPの親しい人、初対面の人との会話」という話をしていきます
HSS型HSPを自覚されている方は
親しい友人はもちろん、初対面の方とも「話す」こと自体は好きな人が多い傾向にあります。
ここには「人とは積極的にコミュニケーションをとるべき」という気持ちや好奇心もあるのですが
好奇心が出てしまってトラブルに巻き込まれたり、敵を作ってしまったり、勘違いされてしまうこともあったりします。
今回の話はそんなHSS型HSPを自覚されている方にとってはためになる内容なのでもしよかったら最後までご覧下さい
◆今回の記事の内容
・HSS型HSPが会話において好奇心が出てしまう場面
・HSS型HSPが会話において気を付けるべこと
・会話において好奇心が暴走しない方法
HSS型HSPの会話の傾向
まず、HSS型HSPを自覚されている方は普段周りに配慮した会話などを無意識にしていることが多いと言われています。
これは幼い頃からの
積極的な気遣い
自分だけが思っていて周りに理解されないこと
自分に対しての矛盾
などによって
「本音を隠すのが当たり前になってしまっている」ということが原因だったりもします。
しかし、ときどきHSSの好奇心の部分が強く出て話し過ぎてしまい、場が変な空気になってしまうこともあるんですよ(^^;
だからこそHSSのスイッチが入ってるときの会話の状態について客観的に考察しつつ、対策を練っていく必要があります。
HSS型HSPが会話において話過ぎてしまうパターン
HSS型HSPは会話で喋り過ぎてしまうことついて「2つのパターン」の傾向があると感じています。
それは
【①気を遣う相手がいない場合】
【②突然興味のある話しが出た場合】
です。
【①の気を遣う相手がいない場合】
これは主に身内や親しい友人が話し相手の場合です。
この会話の場合は、始めは気を遣っているのですが、すぐにHSSが全開になってブレーキが効かなくなってしまい
近しい間柄の相手でさえ引いてしまうような感じの熱意で話してしまうことがあります。
みなさんは心当たりありませんか?
もちろん家族や友人に対して気を遣ってしまうからそうは思わないと感じる人もいると思いますが、そんなあなたでも他人より家族などに気を遣ってるということはないですよね?
【②の突然興味のある話しが出た場合】
これは主に初対面の人との会話の場合です。
HSS型HSPを自覚されている方は初対面の人との会話の場合
基本相手の話を聞くのに徹するのですが、好奇心と警戒心が混在してるということもあって、いつも以上に気を遣いすぎて疲れやすい状態になっています。
さらに「この人はどんな人なのかな?」と相手の話し方や表情を無意識に分析していることもあるのですが
相手から自分の好きな話題が出ると警戒心を一気に解いて、近くにいきなり歩み寄ってしまう人が多いんですよ(^^;
そこで相手との会話のキャッチボールを落ち着いてできていればいいのですが
このときはいわゆる「好奇心で自分が話したい状態」になってしまって「無意識に」自分の得意なフィールドに持ち込ませたいと思ってしまう人も多いです。
ただ、直接自分の話のフィールドに相手を引き込ませるようなことはせず
うまいこと会話で誘導して自分のフィールドに持って行くことも考えてしまうので
「会話の話題」や「コミュニケーションの誘導」「相手への失礼がないように」など
複数のことを同時に考えてしまい、頭をフル回転させてコミュニケーションで疲れやすいという部分もあると考察しています。
「自分のフィールドに持ち込んでしまえば初対面の人相手でもお互いに朗らかに会話ができるようになるはずだ」と謎の自信を持ってしまっている場合もあります。
これもみなさん経験ありませんか?
前者の「家族や親しい友人など親しい人との会話」の場合は
勝手に相手に期待しすぎてたり、気を遣わなくてよいと感じてしまってHSSのスイッチが全開になってしまっている
後者の「初対面の人との会話」の場合は
相手を警戒しつつ興味はあるので、無意識になんとか相手との共通点を見つけようと感受性のアンテナをより敏感に張っているので
相手から自分の好きな話題が出るとアンテナが情報を強く受け取ってしまい、自分の興味を話したいというHSSのスイッチが全開になってしまうのではないかと思っています
どちらも好奇心が出てるときい自覚するのって難しいんですよね(^^;
自分も親しい友人との飲み会などの場で、あまり他人に話さなかった自分の好きなことの話をし過ぎてしまって関係が遠ざかってしまったこともありました。
「相手が何でも聞いてくれる」と前触れなく思いこんでしまうと話される方もいました。
これはHSS型HSPを自覚されている方が人の気持ちに寄り添いすぎるかつ、人にとても興味があり
他人との境界線が薄くなってしまいがちだからです
HSS型HSPの会話で誤った認識の傾向
HSS型HSPを自覚されている方はどんな話でも受け入れて興味を持って聞く反面
好奇心が出ているときは
「自分はどんな話を聞いても大丈夫だから、相手にどんな話をしても大丈夫だろう」
と考えていろいろ話してしまって
後になって「なんであんなこと話したのだろう…」と後悔してしまう人が多いと感じています。
例えば、以前HSS型HSPを自覚されている方は
「初対面の人にいきなり重い話をされやすい傾向にある」
ということを解説しましたが、その逆のパターンもあります。
HSS型HSPを自覚されている方は「初対面の人に対して自覚なしに重い話」をしてしまうことがあるんですよ(^^;
みなさんも思い当たることありませんか?
私も親しい友人や初めて会った人で「気が合う人だ」と感じると
幼少期にいじめられていたことを、まるで武勇伝かのように話していた時期がありました。
今思えば親しい人や初対面の人に「なんてことを話してたんだ」と思います(-_-;)
でも、好奇心が出ているときは本当に「自分の話は誰にでも受け入れてもらえる」というような変な自信を持っていたんですよ。
ここで改めて言っておきたいのが
【気の合う人でも気軽に重い話をしてはいけません】
辛かった話を武勇伝のように話そうが、聞く側にとって所詮「辛かった苦労話」でしかないからです。
人の苦労経験ってあまり聞きたくありませんよね(^^;
ちなみにここで言う苦労経験とは「苦労した自分をわかってほしい」と自分思考になっている話の場合です。
「その苦労をどうやって乗り越えたか?」などの成功体験があればまだいいんですけどね(^^;
HSS型HSPが話過ぎてしまう予防策
今まで親しい人や気が合った初対面の人に話すぎてしまうということを解説してきましたが、ここからはその予防策について話していきます。
予防策①興味のある話題は一旦聞いてから参加する
どんな相手の話でも興味を持って聞くことができるHSS型HSPは本来であればほどよいコミュニケーションができるはずなのですが
HSSのスイッチが入ってしまうとそれが出来なくなる可能性が高いので
興味のある話題が出てきたら冷静に話を聞くことに徹してください
どんなに自分が興味のある話でも途中で割り込んだり、自分の話に持っていかないように好奇心を抑えることを意識するのが本当に大事です。
ちなみにこれは1対1の場合も複数人との会話も同じです。
そうすることによって相手の話を遮って不快な気持ちを与えたりすることもなく、さらには話をしっかり聞いてもらえると相手に認知されて良好な関係でいられるようになります。
難しく言いましたが、単純に言うと「相手の話を最後まで聞いください」というだけですね。
予防策②予め興味のある話のネタをいくつか考えておく
HSS型HSPを自覚されている方は一瞬一瞬の好奇心や感情で話の展開スピードが早くなり、周りを置いてけぼりにしてしまうことがあって
好奇心で際限なく話が展開して広がっていくって、HSS型HSPを自覚されている当人も疲れるし、話される側も展開がコロコロ変わる話を聞くのに必死で疲れてしまうんですよ。
なので、予め話のネタをいくつか準備し、尺なども考えておくことでネタをみ出し過ぎないように意識するだけで自分の話過ぎを予防することができます。
ネタとか尺と聞くと芸人さんみたいな感じですが「話の準備がある、なし」では会話の疲れ具合がかなり変わってきますのでぜひやってみてください。
今回は「HSS型HSPの親しい人、初対面の人との会話」という話をさせていただきました。
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