HSP

【好奇心系繊細さん】HSS型HSPは1人をまねるべき


自分の軸がないと多くの人の刺激に触れて人生を見失ってしまいます。

どうもしょくのこです。

今回は「HSS型HSPは1人をまねるべき」という話をしていきます。

今回の話は積極的にいろいろな刺激を受けて

「自分が無くなっている」

「自分の軸がブレてしまう」

という方のためになると話なので

もし今そのようなことで悩んでいる方はよかったら最後までご覧ください

◆今回の記事の内容

・HSS型HSPの会話の基本

・人の人生に触れて自分を見失わないための行動

・自分の人生の参考になる人との出会い方

HSS型HSPの好奇心と悩みと自分軸

以前、別の記事でも話しましたが

HSS型HSPを自覚されている方は「人と話すのが好きな人」が多い傾向にあります。

これは「人が好き」というより「会話をすることが好き」という感じで、親しい人はもちろん、初対面の方とも臆することなく話せる方が多いとも言われているのですが

「好奇心」と「強い感受性」が相まってたくさんの人からの影響を受けすぎて

「自分の気質に悩んで苦しんで、そのときにたくさんの人に考えや答えを求めすぎて、結局何が正解かわからずもっと悩んでしまうようになってしまった」

と話される方も多かったです。

私も2019年当時はこの「人に意見や答えを求めすぎてしまう行動」をとって疲弊していました。

このとき、HSS型HSPを自覚してからより強く実感していた

「自分が感じる矛盾」や「普段周りに理解されないこと」

について悩みすぎて「自分で抱えるのは限界がある」と感じ

たくさんの人と話すようになっていたのですが、自分の軸がないままに答えを求めていたので、話を聞いても頭に入ってこず

「好奇心で答えを求めてしまう自分」

「軸がないから自分の中に落とし込むことができない焦り」

という部分で自分に対してストレスも感じていました。

この経験を通して思ったのが

人の話を聞くこと自体は良い刺激を受け取れるので人生の大きな参考になるのですが

心構えとして注意しておかなければいけないのは

気質に悩んでいることの「答えを他人に求めてはいけない」ということです。

あくまでも人の話は悩んでいる自分の参考材料にするくらいの気持ちで聞かないといけません(-_-;)

悩みすぎて周りが見えなくなるとこれが分からないで

一番楽な方法として「手あたり次第、人から答えを教えてもらおうとする行動」

をとってしまうHSS型HSPが多いのではないかと感じています。

私は「どう過ごしていくべきかの答え」をいろいろな人に求めすぎて、人が離れていったこともあります。

むしろ思った答えが得られないとその人を遠ざけるような行動をとってしまうこともありました。

今考えるとけっこうひどい話ですよね、「相手に勝手に期待して良い反応がないと遠ざけてしまう」みたいな。

答えを求めすぎていた自分に気づいたきっかけ

あるときHSS型HSPを自覚されている年配の女性の方に

「人はあなたの人生を生きてはくれないよ、他人の経験は参考にするだけにして答えは自分の中から見つけなさい」

と言われ

そこで今まで「安直で自分勝手に相手から答えをもらおうとしていた自分の存在」に気づきました。

この出会いは本当に大きかったです。

正直この言葉を聞いていなかったら今でも悩みすぎていたと思いますし、ブログやYouTubeもやっていなかったと思います。

断言しておきますが

「自分の気質にうまく付き合っていけるための答えは自分の中」にしかありません。

でも、それを掘り起こすためには「たくさんの人の経験や考え」という道具を持たなけらばいけないんです。

当たり前ですが「本当の気持ちは自分にしかわからない」ですよね?

これと対をなす言葉で「自分のことは自分が一番わからない」という言葉あると思いますが、私はこの言葉に違和感を感じていて

「自分のことは自分が一番わからない」のではなくて

「本当の自分を知るための手段が分からない」ということだと思うんですよ

もっと言うと

「本当の自分」というのはすごく抽象的なもので

成長途中のどこかの段階で感受性により頭の中に植え付けられたものだったりして

結局探しても見つかることのないものだとさえ思っています。

なのでHSS型HSPを自覚されている方は「本当の自分に近いであろう理想の自分」を知ることが最も大切です。

「本当の自分に近いであろう理想の自分を知る」ためには必要なこと

この答えはシンプルで「自分に嘘をつかない」ことです。

といってもおそらくこういう格言みたいな言葉は自己啓発系の本やセミナーとかでもかなり使い古された言葉で「いまいちピンとこない」という方もいると思います。

実際、私もこの言葉はそんなにピンとこないんですよね(^^;

なので、私の場合は

「親しい人に対して嘘をつかない」

ということを意識するようにしています。

人のことを気にしすぎるHSS型HSPは誰に対しても全く嘘を付かずに生きていくのは正直無理な話だと思うので

「好きな人に対して正直」で、そうでもない人に対しては円滑なコミュニケーションを取る目的で嘘をついてもいいと思います。

というか世の中のほとんどの方は円滑なコミュニケーションをはかるために嘘を付いたりしている方がほとんどです、社交辞令なんか典型的な例ですし

他の記事でも話していますがHSS型HSPを自覚されている方は優等生になろうとするのではなくて「人間らしく生きること」を意識するのが大事です。

HSS型HSPが理想に近い自分を見つけるために必要なこと

今話した「親しい人には嘘を付かないことで、本当の自分に近いであろう理想の自分を知って目指す」というのは

すぐに実践できる方もいれば、自分の今いる環境や今までの体験から「実践するのが難しい」と感じている方もいます。

親しい人に対して「喜ばせるため」「心配をかけさせないため」に、自然と嘘を付いてしまう癖があるといいますか(^^;

そういう方におすすめなのが「1人の人物をまねる」ということです。

これは「ただ人のまねをすればいい」という、一見安直に答えを求めてしまっているように見えますが

そうではなくて

「自分の理想に近い考えや生活をしている人物をまねて、自分の感覚があっているか答え合わせをしていく」

という感じです。

ここで注意したいのは「芸能人とか自己啓発系セミナーの講師の方をまねる」というのではなく

あくまでも「自分の感受性にピンと来る方」で「自分の理想とすることで思うままに生きている人のまねをする」ということです

ではそういう人に出会うためにはどうしたらいいかというと方法は2つあります。

理想とする人と出会う方法①「たくさんの人と話す」

先ほども言いましたが「答えを求めていろいろな人と話す」のではなく

「自分の理想とする人を見つけるためにいろいろな人と話す」という感じです。

あと、まねをする人を「1人」と限定しているのは

記事の冒頭でも述べたようにHSS型HSPを自覚されている方はたくさんの人から刺激を受け取ってパニックになってより悩んでしまうからです(^^;

なので、目指す人を1人にして「自分の仮の軸」として持つようにし

それ以外の人の話はあくまでも「参考にする」という感じです。

まねをしているので厳密には自分の軸とは言えないかもしれませんが

「自分がない」ということが多いHSS型HSPが、たくさんの人の話に引っ張られてパニックにならないようするために「仮の軸を自分の中に置いておく」ということが必要なんですよ。

私の場合は、自分の「古民家の雰囲気がとても落ち着いて好き」という感受性を大事にし

2年くらいかけて古民家で自営業をされている方たちと話すようにして運よく理想とする人物を見つけることが出来ました。

旅先で知り合った飲食店を経営している女性なのですが

「優しい人がより良い人生を生きられるために」

「正直者が一番幸せになる世の中に」

「困っている優しい人が強くなり、その人がまたたくさんの人を助けられるように」

という考え方で日々をすごしており、それが私の理想とする生き方にとても近くてまねするようになりました。

私の師匠みたいなものです(^^)

私がこの方と出会ってから具体的に意識していることは

出会った人が「今日あなたと出会えてよかったと言われるような気持ちの良いコミュニケーションを取る」ということです。

ちなみに「たくさんの方と話すこと」のメリット・デメリットをいうと

「メリット」

生身の人との話なので相手の表情や感情などからも良い刺激を受け取れる

知り合った人に他の人を紹介してもらえる可能性があり、理想とする人が見つかりやすい

(実際私も理想とする人に出会えたのは、旅先で知り合った方に自分の考えをいろいろ話し、その理想の生き方をする女性を紹介していただけたからです)

「デメリット」

人と話すので体力の消耗があったり、移動するのが大変だったり、お金がかかったりする

理想とする人と出会う方法②ノンフィクションの本を読むこと

これは「どこかに出かける余裕がない人」や「人と会うのが苦手な人」向けのやむを得ない方法です。

生身の人の話よりかは気軽に他人の考えや経験を知ることができますし、ネットで読むこともできますし、自分の人生の参考材料を比較的簡単に集めることができます。

しかし、ここでも注意したいことがあって

それは

「とにかくたくさんの本を読まないといけない」

「本の内容を都合よく解釈して自分よがりな考えになってしまうこともある」

ということです。

書籍を読むので時間がかかったり、一人で理想の人を探さないといけないうえに人から指摘をされないので

情報ばかり集まってどこか自分に都合良い考え方をしてしまって、それでより苦しんでしまうことがあるんですよ。

改めて「ノンフィクションの本を読むこと」のメリット・デメリットを言うと

「メリット」

どこかに出かける必要がなかったり、お金がかからなかったり、体力を消耗してしまうことが少ない

「デメリット」

実際に人と出会って起こる他の人との縁が発生しない

本の内容を都合よく解釈し、自分よがりな考えになってしまうことがある

今回は「HSS型HSPは1人をまねるべき」という話をさせていただきました。

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