そのパワハラ・セクハラ、耐えてるだけだと自分を壊してしまいますよ?
どうもしょくのこです。
今回は「新卒は特に注意、感染症不況を盾にしたパワハラ・セクハラ」という話をしていきます。
今回の動画は社会をまだまだ知らない新卒の方が感染症がなかなか収まらないこのご時世で働き始めたときに
「立場を利用した悪い人間によって理不尽な目に遭わないように気をつけてほしい」
という注意喚起の記事なので、もしこれから働くことに不安のある方はぜひ最後までご覧ください。
そして、新卒の方だけではなく転職して新しく働き始める方にとっても大事な話なので、そういう方もぜひ最後までご覧ください。
パワハラ・セクハラの現状と対策
まず、この記事を見ている方は
スマホもしくはICレコーダーを服に忍ばせていつでも録音できるようにしておいてください
「いきなり何を言ってるんですか?」と思う人もいるかもしれませんが
これはふざけているわけではなく、感染症がまだまだ広がっているご時世だからこそ大事なことなんです!
なぜスマホやICレコーダーが必要かというと、実は今の世の中で声がなかなか上がらない問題として
「感染症の不況を盾にしたパワハラ・セクハラ」というのがあるからです。
その証拠を残すために必要です。
この記事を見ている方の中には感染症の影響で業界によっては不況が続いている中、就職が決まって安心している方もいるもしれませんがまだ安心するのは早いです。
今話したように「感染症不況を盾にしたパワハラ・セクハラ」が横行している会社や
弱者に対して立場を利用して理不尽な要求する人間というのも実際に存在していて
対策をしないといいように使われて大変な目にあってしまうことがもあります。
新卒の方が特に注意してほしいのが
理不尽なパワハラやセクハラが横行している会社に新卒で入ってしまった場合に
それがあまりに酷くて仕事を辞めたいと思っても
「不況だからどこも雇ってくれないよ」とか
「こんなんで仕事を辞めてたらどこもうまくいかないよ」とか
「社会とか組織ってこういうものだから」とか
「訳の分からない理不尽な言葉を言われやすくなってしまっている」
ということです(-_-;)
しかも、新卒の方自身も不況のことや自分の将来の不安を考えて働き始めた会社でどんなに嫌な目にあっても耐えようとしてしまうご時世でもあります。
「不況の中受かった仕事だから辞めるわけにはいかない」とか
「お金がないから辞めるわけにはいかない」とか
「両親に心配を掛けさせたくない」とか
いろいろありますよね?
ただ、そういう心情を理解して悪用する会社や人間の問題行動もあります。
感染症の不況を利用したパワハラ・セクハラの実例
いくつか聞いた実例でいえば
例えば、2020年の4月ごろ、新卒の女性の方で事務系の職場で働き始めた当初
男性社員からノリでボディタッチをされたり、卑猥な言葉を投げかけられたりして心底嫌だったのですが
「今は不況だから仕事をすぐ辞めたりすると今後の人生大変だよね」という周りからの囲い込みによって心配で仕事を辞められず
セクハラに耐え続けた結果鬱病になってしまった人がいたり…
新卒の男性の方で
感染症の影響で働き始める予定だった飲食店で働けなくなり、なんとか広告関係の仕事に就職が決まって安心していたら
罵詈雑言のパワハラやサービス残業が当たり前、残業時間は過労死ラインを余裕で超えるような職場で「今辞めたら絶対に他のところで正社員なんてなれないよ」と洗脳されて
結果パニック障害になって仕事を辞めてしまったり…
あと、新卒とはまた少し違うのですが就活時のOB訪問をした大学生が企業の人間に
「就職を有利にするから」といって不適切な関係を求められたり
そのときに「感染症で不況の世の中だから、賢く生きたほうがいいよ」と言われたりしたみたいな体験談もあったりします。
ちなみにこれは男女ともにそういうことがあります。
新卒の方もしくはまだ社会に出たことがない方は世の中にはそういう人がいることも理解しておいてください(-_-;)
先程話のように
理不尽なパワハラやセクハラを耐えて心に深い傷を負ってしまったりパニック障害や鬱病になってしまったとしても誰も責任は取ってくれませんし、人によっては回復するのに長い時間がかかってしまいます。
私もパニック障害を発症して長く苦しんだ経験があります。
社会の基礎を学んだり、若いときならではの動ける時間を全く使えなかったので本当に辛かったです。
さらに、回復してから就職した先で理不尽なパワハラにあって、パニック障害が再発してしまったこともありました。
そういう目に遭わないためにも冒頭で話したスマホやICレコーダーが必要になってきます。
少し飛躍しているように感じるかもしれませんが「こういうご時世だから利用してやろう」と思って
理不尽なことをここぞとばかりに押し付けてくる人間が存在しているからこそ対策が重要で
その中で一番手っ取り早く実行しやすいのが「録音すること」なんですよ。
ちなみに劣悪なパワハラやセクハラがあったときに録音することについて
「それって盗聴じゃないんですか?」
「犯罪じゃないんですか?」
という人もいるかもしれませんこれは「秘密録音」というものに当たります。
ここで「盗聴」と「秘密録音」について軽く説明させていただきます。
「秘密録音」は会話当事者の片方が相手の同意を得ずに会話を録音することで
例えば
1対1の2人きりで食事をしているときの会話とか
会社だったら2人で打ち合わせしているときの会話とか
「今まさに自分がパワハラを受けているときに録音している」という感じです。
要するに当事者ですね。
録音したものを使ってゆすりをかけたり、企業内部の秘密を流出させたりというのは犯罪に当たる可能性はありますがこのように「会話を録音すること自体」は犯罪ではありません。
そして「盗聴」の場合は
当事者同士ではなく第三者の会話を同意を得ずに聴取または録音することで
「盗聴行為」自体も犯罪ではないんですけれども「盗聴」するために盗聴器を設置したり、無線を傍受したり、得た情報を流出させたりすると犯罪となります。
ここら辺が気になる方は「刑法」や「電波法」で「盗聴」というものを調べてみてください。
近年はパワハラやセクハラの裁判にて
録音した音声が証拠として提出されて認められることも多く、泣き寝入りを避けるためには本当に必要なことです。
こんな時代だからこそ「知識と対策」で悪い人間に人生を振り回されないように気をつけてください。
ときどき録音を禁止している会社で
「パワハラの音声を録音したことが理由で解雇されてしまった」
みたいな実例があったりしますが劣悪なパワハラやセクハラがある職場では
「それは不当だ」と判断されることがほとんどのなので、もし本当にひどい職場なら遠慮せずに証拠を集めてください。
そういう会社は遅かれ早かれ今後必ず衰退していきますし、今の時代はSNSやネットの発達で風通しが良くなりましたし
「劣悪なパワハラやセクハラがあった」と証拠を集められてSNSで拡散されたら、会社が潰れてしまうこともあります。
ある意味個人の力がとても強くなりました。
そういう時代だからこそ自分の身を自分で守る力も必要なんですよ。
実際そういうニュースもありましたよね?
「パワハラ・セクハラ」の捉え方
「パワハラ・セクハラ」についての現状についていろいろ話してきましたが1つ気をつけていただきたいのは
何でもかんでも「パワハラ、セクハラ」と決めつけてしまうモンスター社員にはならないでください。
例えば、厚生労働省が発表しているパワハラには6つの種類があります。
1. 身体的な攻撃(小突く、胸ぐらをつかむなど)
2. 精神的な攻撃(人前での大声での叱責、人格否定など)
3. 人間関係からの切り離し(挨拶や会話をしないなど)
4. 過大な要求(達成不可能なノルマを与えるなど)
5. 過小な要求(コピー取りしかさせないなど)
6. 個の侵害(相手の信条や宗教など、私的なことを公表・批判するなど)
さらにネットの実例には大きな声で「ばかやろう」と言ってもパワハラに当たらない場合もあるそうです。
そこで紹介されていたのは建設現場や車の運転業務など「1つのミスが命に関わる場合」だそうです。
確かに命が関わる仕事の中でミスを毎回ゆるく注意していたりすると意識が変わらず、いつか重大な事故を起こしてしまう可能性は高いのでなんとなくわかりすよね?
そういう職場では厳しい言葉で注意していた方が効果があります。
みなさんもキツく怒られたりすると仕事をしてるとき
無意識に「これは怒られるから辞めておこう」という感じになりますよね?
私も以前、建設現場でアルバイトをしていたことがあるのですが
温和な上司でも本当に危ないことをしていた人に対しては普段からは信じられないぐらい怖い勢いで注意していましたし、それで結果的にみんなのミスが減っていました。
厚生労働省が定めるパワハラの種類と時と場合、職場などにによって変わる場合もあるということを覚えておいてください。
「パワハラ・セクハラ」は逃げることも大事
今回紹介してきた話は
「パワハラやセクハラからすぐに逃げることが出来ず、立ち向かわなければいけないときに必要なこと」であって
もしすぐに逃げられる余裕があるなら逃げてください(-_-;)
わざわざ「スマホやICレコーダーで録音して、告発して…」とか、すごく労力が必要なことなので
よっぽど「その会社にいることが大事」と感じる場合以外はすぐ転職したりしたほうがいいです。
「自分が抜けたら他の人に迷惑になる」と考えてる人もいるかもしれませんが
そういう職場でうまくやっていけてる人が他にいる場合はその人に任せておけばいいんですよ。
体や精神が壊れてしまったら簡単には戻せないですし、それを肝に命じておいてください。
今回は新卒は特に注意、感染症不況を盾にしたパワハラ・セクハラという話を紹介させていただきました。
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