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【好奇心系繊細さん】HSS型HSPの親子関係あるある5選


どうもしょくのこです。

今回は「HSS型HSPの親子関係あるある5選」を紹介していきますが

「アダルトチルドレン」の特徴と近いものも多いのでアダルトチルドレンが気になる方もぜひ最後までご覧ください。

この気質を自覚されている方の話を聞いてみると私を含めてですが、必ずといっていいほど幼少期からの家族との関係

特に「母親からの干渉」について悩んでいる方が多く

中には

「母親に囚われて自分の人生が分からなくなった」

「すごく疲れるのに積極的に気にしてしまう」

「振り回されて病んでしまった」

という方もいました。

なので、今回の記事では実際の体験談を交えながら対処法も紹介していきます!

あくまでも私個人が聞いた話をまとめたもので「全てがHSS型HSPに当てはまる」というわけではないのでご了承ください。

読み終わって気になることがあればコメントもよろしくお願いします!

あと、もしよったらみなさんの体験もコメント欄に書いていただけるとありがたいです。

◆今回の記事の内容

HSS型HSPの親子関係あるある5選

①行動を理解してもらえない

②悩みを理解してくれない

③何だかんだ親の言うことを聞いてしまう

④親が心配だけど一緒にいるのはしんどい

⑤真剣な話し合いになることが少ない

親子関係あるある①行動を理解してもらえない

この話は私が聞いた中でダントツで多かったです。

この気質の特徴である「好奇心旺盛で刺激にポジティブで敏感」というのは幼少期から体現されていることも多く

親からしてみれば「少し変わった子」のように見えることがあります。

例えば、よく聞いたのは

男の子なのに女の子っぽい遊びが好きとか

女の子なのに男の子っぽい遊びが好きとか

みなさん心当たりありませんか?

ちなみに私は幼稚園時代、かけっこよりおままごとの方が好きでした(^^;

本人は好奇心のままに行動しているだけなのに親は世の中の性別をイメージした区別で、子供を理解しようとせず

中には「それはあなたらしくないから…」といって子供の気持ちを無視して、行動を制限したりする親もいます。

とある田舎に住む10代の女性は幼い頃から1人でのサイクリングが好きで、高校生になったらアルバイトをして本格的な自転車を買おうと思っていました

しかし、親に「それは女の子らしい趣味じゃないし、近所の目もあるからやめて」と全力で止められ、実家暮らしをしている間は買うことができなかったそうです。

彼女の親の言葉からも分かる通り「女の子が1人で本格的な自転車に乗ったりするのはおかしい」という親の常識を押し付けられている状態だったそうで、似たような体験談本当にたくさん聞きました。

さらに、厄介なのが好奇心を認めないうえに「普通にさせよう、普通にさせよう」と子供の個性の芽を摘むような子育てに必死になる親もいて

その結果、子供が「自分」というものを持たない大人に育ってしまう場合もあります。

これもみなさん心当たりありませんか?

「自分」を持っていない人は心理学の面から見ても仕事をすぐ辞めてしまったり、友人関係が上手く作れなかったり、社会で生きづらさを感じる場面が多くなってしまうと言われていますので

もし今現在「コントロールされている」「圧迫感がある」と感じている方の場合は離れることをおすすめします。

理解してもらおうと無理やり傍に居続ける必要はありません、早く離れて自分の好奇心を存分に満喫しましょう。

ちなみに離れられない方の場合は自分だけのお気に入りのスポットを見つけるのもおすすめです。

残りのあるあるは基本的にこの1つ目のあるあるをベースに枝分かれしているような感じです。

親子関係あるある②「悩みを理解してくれない」

これは自分が抱いている疑問や辛さを話しても全く相手にしてもらえないという感じです。

みなさん好奇心旺盛で刺激に敏感だからこそ抱え込んでしまう悩みってありますよね?

例えば

好奇心でいろいろなことを経験するけど疲れて突然スイッチが切れたりして失敗してしまうことが多かったり

家族や友人などの親しい人にも積極的に気を遣いすぎて本音が言えなくなってしまってたり

好きなことをしていても近くに苦手な人がいると好きじゃなくなってたり

本当に好きなこと、合っているものしか長く続かなかったり

人間関係に我慢できなくて仕事が続かなかったり

人間関係の理不尽を割り切ることができなかったり

そしてこれらの悩みを親に打ち明けたときに

「ただの考え過ぎ」とか

「訳の分からないこと言うな」とか

「みんなそうやって生きてるんだ」とか

「いつまでも子供みたいなこと言うな」

と言われてしまうみたいな…

みなさんもこれらの言葉を言われたことはありませんか?

とある20代の男性は行く先々の職場ですごく嫌な人間に遭遇することがあり、人間関係がうまくいかず仕事を転々としていたのですが

あるとき親に

「職場での理不尽に耐えられないのが悩み」と打ち明けたら「お前は根性が足りないんだ」と一喝されたそうです。

彼は「自分は根性がないだめな人間なんだ」「どんなに嫌なことがあってもやっていかないといけないんだ」と自分を追い込み

また嫌な職場に遭遇してその職場で無理やり2年頑張った結果、うつ病を患って仕事を辞めることになりました。

そのときも親は「根性が足りないからこんなことになったんだ」と彼の心の内を理解しようとせず、彼は社会復帰をするのにかなり時間がかかったそうです。

このとき親がもっと彼に寄り添っていたらうつ病になることもなかったと思うんですよ。

1つ目のあるあるでも話しましたが子供に寄り添おうとせず、自分の常識を押し付けようとする親がいると

この気質を自覚されている方は「誰にも理解されない孤独感」をより強く感じるようになったり

自分を追い詰めるようになったり、気のあった他人に対して依存的になったり、総じて「生きづらさ」を感じていくようになります。

これはアダルトチルドレンと似たような部分でもありますね。

こうならないようにするために理解を示してくれる人を探す必要があります。

当たり前の話ですが、家庭だけの狭い世界を見てるとどうしても偏った常識に触れてしまうことがあり、視野が狭くなってしまうんですよ。

この気質を自覚されている方はそこに気づかないと知らないうちに自分を追い込むようになります。

ただここで1つ注意が必要なのですが職場や学校が苦手な人はそれ以外のところで理解を示してくれる人を探した方がいいです

職場や学校では無意識に自分らしく振る舞えないキャラになってしまっている可能性があり、それを辞めて自分の悩みを話そうとしてもなかなか本音が話せなかったりするんですよ。

私も親子関係の悩みについては職場とかより地元から少し離れたところにあるいきつけの喫茶店のオーナーとか定食屋のおばちゃんとかに話すようにしてます。

地元から少し離れたところで話す理由は私が住んでるところがかなりの田舎で、ここならではの常識を押し付けられる場面が多く

悩みを話したとしてもいつのまにか他の人に伝わっていることもあって苦手意識を感じて本音を話せなくなってしまうこともあるからです。

これは田舎あるあるだと思いますね(^^;

人によっていろいろな環境があると思いますが私が個人的におすすめしたいのは喫茶店のオーナーさんです。

話好きな喫茶店のオーナーさんってけっこういるんですよ(笑)

社会人の方も学生の方も、もしよかったら探してみてください!

親子関係あるある③「何だかんだ親の言うことを聞いてしまう」

親に対して幼い頃から積極的に気を遣ってしまっていて自然と「要求に応えすぎてしまう」という感じです。

私個人的にはこれが一番共感できました。

みなさん幼い頃からこういう感覚ってありませんか?

「自分が親を助けなきゃ」という使命感のようなもの、私は幼稚園ぐらいのときからすごく感じています。

両親が口喧嘩をしていたり、母が父の良くないところを私に言ってきたり、私と同じように割り切れないことをぶつけてきたり、父が家族を気遣わない発言をしていたり

本当にいろいろな言葉の刺激を受け取って考え混んでしまうことがあって、その結果「私が味方をしなけれはいけないんだ」という感覚になったといいますか…

それが根底にあるから「自分のやりたいこと」「進みたい道」など小さな選択から大きな決断まで親に理解されなくても、理不尽なことを言われようとも

気遣ってしまうことや積極的に相手に合わせようとする気質の部分なのか、何だかんだ言うことを聞いてしまいがちだったんですよ。

これもアダルトチルドレンと同じような部分ですね。

今は親との距離を意識して実家にいても自分のペースを守れるようになってきましたが中には気遣いすぎて全く反抗できず、病んでしまっている人もすごく多いです。

例えば

とある20代の実家暮らしで働いている女性は気難しい母親のもとで育ち、幼い頃から振り回されることが多く

社会人になって忙しくなってからも母親のペースに合わせて反抗せずに付き合っていたのですが、年々、親がワガママになっていき

それについていけなくなり、あるとき「もういい加減に私の気持ちも考えて」と不満を打ち明けたら「突然どうしたの?」と驚かれたそうです。

母親は自分の子供を振り回している自覚が全くなかったんですよ。

そして彼女は「母親に振り回されていること」を打ち明けたのですが、そこで母親が「なんでそんなこと言うのよ」と悲しみ出したそうです。

その姿を見て「自覚してないし、理解してもらえないんだな」と諦めつつ「悲しませて申し訳ない」と感じてまた付き合って振り回されるようになっていったそうです。

こういうような話本当に多いです(-_-;)

本来なら彼女が幼い頃から少しずつ本音を言えてたら良かったのですが、いろいろな事情があってそれができない家庭環境というのもあるので

もし振り回されていると感じている方は距離感を意識して少しずつ付き合いを減らすことをおすすめします。

日常生活の中でもありますよね?

親に買い物に誘われたりとか、ちょっとしたおつかいを頼まれたりとか

私もしょっちゅうそういうことありましたが今は自分が疲れないためになるべく断わるようにしてます。

親子関係あるある④「親が心配だけど一緒にいるのはしんどい」

これはどちらかというと、実家暮らしをしている方ですね(^^;

親のことがすごく心配だけど近くにいるからこそ、いろいろなことに気づき過ぎたり、自分のペースを守れなくて、疲れてしまうといいますか…

例えば

調子が悪そうだなとか

何か嫌なことあったんだろうなとか

親があれこれ言ってきたりとか

誰かと会話しているのが聞こえてきたりとか

そこからいろいろなことを感じとり、自分の気持ちは置いといて積極的に立ち回ってしまう

私の場合は「不満を解消できずに燻っている気持ち」というのが親から伝わってきて、そこを心配して余計な気を回して疲れてしまうことがありました。

実家暮らしをしていると、何かと親の会話とかが聞こえてくるんですよ。

口喧嘩だったり、不満だったり、来客とかとの会話だったり、そういうのが終わったあとにいろいろなことを考えて動いてしまい自分のことが疎かになり、かえって親に迷惑をかけてしまうこともありました。

ただこれって自分で意識して辞めないと気が休まるタイミングがないですし、自分の人生を見失ってしまうんですよ。

私はこのコントロールができなくて病んでましたね(-_-;)

ひどいときはどこかへ1人で旅行していても家の事がずっと気になってたりしてて

好奇心で楽しんでいるときは気にしないのですが、ふと冷静になったときにまた気になってて、その緩急でより疲れを感じてました。

心の距離感が近すぎるみたいな感じですかね。

これを意識して辞めるためにはまず、親のことを心配し過ぎている自分に気づくことが大事です。

私が今まで話を聞いた感覚では「親のことを心配し過ぎて疲れてしまうのは世の中の当たり前」と思い込んでいる人が多くて

中には、自分が親を心配し過ぎて行動できなくなっているのに気づかない人もいるんですよ。

適度に心配するのは誰だってそうですが自分の人生においてストレスを感じるほどになっている方の場合はどこかコントロールされてたり、依存的になっている部分もありますので自覚できたなら心の距離感も大事にしてください。

ちなみに私の場合は親に心配になってしまう気持ちと「普段から自分が疲れない距離感を意識して過ごしてる」ということを伝えました。

理解はしてもらえなくても状況は整理することができてそれだけでもだいぶ楽になったので、自分の気持ちを素直に話してみてもいいかもしれません。

もしそれで「訳の分からないこと言うな」など言われたら、静かに出ていくタイミングを狙って一人暮らしなり、自分のペースを守れる環境に移ることをおすすめします。

親子関係あるある⑤「真剣な話し合いになることが少ない」

これは家庭環境の影響も強いのですが幼い頃から積極的な気遣いをしてしまっていたり、この気質の好奇心や感性を否定されたりする環境で育ったことによって

人生の大きな決断などのかしこまった場面や日常生活の中でのなんてことない場面でも本音を言うことが難しくなっているという感じです。

この気質を自覚されている方は会話の雰囲気にとても敏感な方も多く、自分の本音を少し話した瞬間の空気感で認められないことを察知すると話をすぐ変えたりすることもあって

ここには

「ぶつかり合いたくない」

「どうせ聞き入れてもらえない」

という感情もあったりします。

そして、なんとか親が気に入るであろう言葉を使いながらうまく自分の話に持っていけるように考えて話した結果、余計に話が拗れて誤解されたり、本当にやりたいことから遠ざかってしまって苦労してしまうことがあります。

都内に住むとある20代の女性はソロキャンプに興味を持ち始めそれを親に軽く話したときに「絶対にだめ」と強く釘を刺されてしまうことがありました。

彼女はキャンプ場の施設や安全性についていろいろ調べて説得しようとしたのですが全く聞き入れてもらえず、妥協点として思わず「じゃあ必ず誰かと一緒に行くから」と言ってしまったそうです。

でも、彼女には一緒に行くようなアウトドアな友人はいなく

しかも、本当は自分1人だけで楽しみたいのに自ら出した「1人になれない条件」を親が飲み込んでしまったことによって

「勝手に1人でいったら親を裏切ることになる」という余計な思い込みもするようになってしまったそうです。

思わず出してしまった言葉によって自分を苦しめることって本当ありますよね?

彼女は悩みまくったあげく、まずはレベルの高いソロキャンプではなく、友人とグランピングにいってキャンプの雰囲気を経験して好奇心を満たすようにしていたそうです。

その後、仕事の転職を期に実家を出て一人暮らしを始め、それからは親を気にせずソロキャンプに行けるようになったそうです。

ここまで聞いてきて「親のことなんか気にしなければ?」と思う人もいるかもしれませんが

幼少期からこのような環境で育ってきた人って急に親を気にしないようにするってすごく難しいんですよ。

みなさんも経験ありませんか?

何か好奇心を起こす前に釘を刺されるとそのことをずっと気にしてしまう、そこで自分の好奇心と親の気持ちの間で必要以上に頭を使って疲れてしまうこと

こうならないためには説得しようとせず、詳しく語らず、黙って好奇心を楽しむことがおすすめです。

いろいろな人の話を聞いてきましたが私を含め、説得に必死になりすぎて自分のやりたいことができないままの時間を過ごしている方が多いです。

こんな時間を過ごすくらいなら経験しておけば良かったって本当に思うんですよ。

人によっては「それで何か危ない目にあったらどうするの?」と思うかもしれませんが

大人であれば全てのことは自分の責任であって親の責任ではないありません。

それに命の危険のある場所に飛び込むくらいでなければ余程のことは話さなくていいんですよ。

と言ってもそれでも気にしてしまう人もいると思うのでそういう方は好奇心を楽しんでいる最中に連絡1本入れておけば大丈夫です。

事後報告というか、現在進行形の報告というか、相手に伝わっていることでお互いに安心できることもありますからね。

ぜひ参考にしてみてください

今回は【HSS型HSPの親子関係あるある5選】を紹介させていただきました。

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