私は今まで30種類以上の仕事を経験しましたが、長く続けられたり、心地よく働けた職場にはそれぞれ特徴がありました。
どうもしょくのこです。
今回は【HSS型HSPを自覚している私が今まで経験した仕事30選】を紹介していきます。
今回の話はHSS型HSPの「好奇心旺盛で刺激にポジティブで敏感」という部分で
「仕事がうまくいかない」
「仕事が長く続かない」
「やりがいを見つけられない」
と感じている方にとっては、理想の仕事をイメージするのに役立つと思います。
◆今回の記事の内容
・HSS型HSPの仕事の感覚
・私が経験した仕事30選
- HSS型HSPの仕事の感覚
- 私が経験した仕事30選
- 仕事30選を紹介する前に!
- 経験した仕事①:お寿司のパック詰め
- 経験した仕事②:郵便局の年賀状の仕分け
- 経験した仕事③:スーパーの品出し(こんにゃく、豆腐、練り物)
- 経験した仕事④:某チェーンのスーパーの品出し(お菓子、加工食品、飲料水など)
- 私が経験した仕事⑤:個人の寿司屋(いなり寿司)
- 私が経験した仕事⑥:小さな旅館(旅館運営全般)
- 私が経験した仕事⑦:大きな旅館(ふとん敷、皿洗い)
- 私が経験した仕事⑧:ビジネスマン向けの民宿
- 私が経験した仕事⑨:ゲストハウス(施設案内、観光案内)
- 私が経験した仕事⑩:冠婚葬祭給仕
- 私が経験した仕事⑪:アーティストのライブのグッズ販売
- 私が経験した仕事⑫:ライブ会場設営
- 私が経験した仕事⑬:建設現場(足場作り)
- 私が経験した仕事⑭:野菜農家
- 私が経験した仕事⑮:トマト農家
- 私が経験した仕事⑯:米農家
- 私が経験した仕事⑰:公道や市道の草刈り
- 私が経験した仕事⑱:観光農園
- 私が経験した仕事⑲:一軒家の清掃
- 私が経験した仕事⑳:旅館の風呂場清掃
- 私が経験した仕事㉑:喫茶店の接客・調理
- 私が経験した仕事㉒:食堂での調理・出前
- 私が経験した仕事㉓:老人ホーム調理(調理、皿洗い)
- 私が経験した仕事㉔:病院での皿洗い
- 私が経験した仕事㉕:SE(システムエンジニア)
- 私が経験した仕事㉖:山菜収穫
- 私が経験した仕事㉗:企業の清掃員
- 私が経験した仕事㉘:イベント用のピザづくり
- 私が経験した仕事㉙:ライター
- 私が経験した仕事㉚:動画編集
HSS型HSPの仕事の感覚
まず、私の経験した仕事を紹介する前にHSS型HSPを自覚されている方の「仕事の感覚」について話させていただきます。
これを始めに理解していただかないと「自分の本音に気づかず働いている可能性がある」ということに気づけない場合があるので少しだけお時間をください。
この気質を自覚されている方の体験談を聞いてみると
「職場環境と仕事内容どちらも自分に合っていないと長く続かない」
もしくは
「職場環境、仕事内容の善し悪しで、自分のパフォーマンスが全く異なる」
と話す方が多く
そして、それに気づきながらも「会社や仕事のルール、上司、同僚などのしがらみ、職場環境で思った通りに動けなくて辛い日々を過ごしている」という方が多い傾向にありました。
もちろん人間誰しも気質に関係なく、仕事においてたくさんの苦労を経験している方は多いと思います。仕事の苦労は気質だけでくくられるものではありません。
ただ、この気質を自覚されている方の話で多く話題に上がっていたこともあり、それは職場で嫌な刺激を感じたときに
「仕事だから…と割り切って働くことがなかなか難しい」
ということです。
ここには悪口や陰口、威圧というような「あからさまな嫌悪感」を感じるものから感覚的にしか分からない職場の雰囲気も含まれます。
この気質を自覚されている方はそういう部分を割り切ることが出来なくて転職を繰り返してしまう人が多いと感じます。
これは別に「仕事がきついからすぐ辞めた」とか「仕事に対する考えが甘い」とか本人が自覚した意識ではなくて
どちらかというと無意識に近く「本能的に違和感を感じて続けられなくなってしまう」というようなニュアンスです。
説明するのが難しいのですが職場の雰囲や仕事とかから、大部分は感覚的に何かしら嫌な刺激を感じ取っていて
好奇心を併せ持つHSS型HSPだからこそ「嫌な刺激を避ける」のではなく、前のめりに受け止めて気づかずに疲弊してしまうこともあって、その刺激は身体の症状に現れることもあります。
「頭が回らない」とか「体の動きが鈍くなる」とか
いろいろありますよね?
さらに言うと
「すごく簡単な仕事や楽な仕事であれば長く続けられる」というわけでもなかったりするんですよ。
これを言うと「なんてわがままなんだ」とか「人生に余裕があるからそんなこと言えるんだ」という人もいるかもしれません。
確かにそういう部分も少なからずあると思います。
人間はわがままな部分だったり、余裕があるからこそ理想を思い描きやすいです。
でも、その当人の人生に余裕があるのであればわがままに理想を追求してもいいんですよ。
あくまでも本人がどう行動するかで、責任を取るのも本人ですので周りがとやかく言う必要はありません。
それに、思い描いた理想を実現するために行動的になったり、いろいろなものに興味を持ったりするのは結果的に「その人にとっては」自分の人生を豊かにします。
でも、中には「理想を持つことは悪いことだ」と思ってしまう人もいるんですよ
なぜそうなるかというと、自分の理想を周りに否定されたり、そもそも話を聞いてくれなかったり、理想のために行動している人を攻撃する世の中の風潮だったり、そういうのが理想を思い描けない要因でもあります。
みなさんも心当たりあるのではないでしょうか?
勘違いしないでいただきたいのですが
「理想を思い描く余裕がある」
ということは幸せなことなことなんですよ。なので悪いことだとは思わないでください。
その理想で意識的に周りの人をおとしめたり、傷つけたり、騙したりするのはダメですからね。
ちなみに「人生に余裕があるからこそ理想を思い描きやすい」と言いましたが
これも誤解しないでいただきたいのは人生に余裕がなかったとしても自分の状態を冷静に分析し、知識と対処法を調べて理想を思い描けば人生が豊かになる確率を高めることもできます。
私は19歳で上京して一人暮らしを始め、自分の好奇心に目くじらを立てるような地元の人たちからやっと解放されて自分だけの人生を歩み始めたときに仕事のストレスなどでパニック障害になってしまったことがあって
症状がひどくて仕事を辞め、しがらみなどでストレスを感じていた地元に戻り、めまいと不安で寝たきりになって、貯金も底を尽き、健康もお金も失って本当に人生に余裕がありませんでした。
お金を失っただけなら「また働けばいいや」と思えるのですが、パニック障害になって寝たきりになったときは「一生普通の生活ができないのかな…」という想像を絶する恐怖心があり
しかも、地元の居心地は相変わらずよくなくて、家でも親を説得して上京した手前、頼るのも心苦しかったです。
そんな余裕がないときでしたが自分でできることを常に模索したり、元気になったときの理想を思い描いて過ごしていました。
めまいや不安で外に出られなかったので寝たきりの布団の中で、スマホ片手に「パニック障害 克服方法」と検索して1日中調べて、部屋で体操をしたり、入浴方法を変えたり、とにかくいろいろ試して
あと「元気になってから何をしたいか?」というのをスマホのメモに書きまくってました。
「どこどこに旅行行きたい」とか
「こういう仕事をしてみたい」とか
それを書いてるときは不思議と落ち着いていたんですよ。
他にも、調子がよくなってきてからは病院だけではなく、街の健康相談センターを利用したり、SNSを使ったりして家族以外の第三者でパニック障害について相談できる人を作ったりして、自分の人生やパニック障害を克服できる方法をひたすら模索していました。
今では自分の車で遠出したり、電車で旅行したりできるくらい元気になったので人生に余裕がない方の場合は、冷静に自分の今の状態を分析し、自分に合いそうな対処法を調べて実践してみてください。
私が経験した仕事30選
ここからが今回の本題です。
私は16歳からの10年間で最短数日間の短期のアルバイトから最長4年ほど続けた正社員の仕事など累計30種類(もう少しある)の仕事で様々な期間を働いてきたのですが
その中で「私が」心地よく働けていた仕事、全く合わなかった仕事などいろいろあったのでそれについて紹介していきます。
今回は30種類の仕事について話すので記事がかなり長くなってしまっていますが、どれかはこの気質を自覚されている方のヒントになると思います。
仕事30選を紹介する前に!
紹介する前にいくつか言っておくことがあります。
まず、私が30種類の仕事を経験できたことを話すと「自分もHSS型HSPを自覚しているけどそんなことは絶対にまねできない」と話される方がいると思いますが
私の場合は気質の影響だけではなくパニック障害から回復して「体や頭を動かせるという当たり前な幸せ」を知ったからこそ「好奇心で挑戦できるようになった」というのもあります。
パニック障害が一番キツかったときはどこにも異常がないのにめまいやふらつき、動悸などのパニック障害の症状で体が動かせず、特に19歳から21歳までの2年間は冗談抜きで死にそうな思いを何回も繰り返してましたし
そこから回復できたうえに「小さな幸せを大きな幸せのように感じ取れることができる」ということも影響しているのか、仕事をこなせていました。
ちなみに「小さな幸せを原動力に動けるようになる」というのは私だけの体験談で言っているわけではなく
この気質を自覚されている他の方々からもたくさん聞いた事があるので、みなさんも仕事において「小さな幸せ」に意識を向けて取り組んでみてください。
それでは私が経験した仕事について話していきます。
経験した仕事①:お寿司のパック詰め
これは高校時代に経験した地元スーパーでの仕事です
勤務期間:夏休みと年末の2週間
勤務時間:6時~15時
時給:800円
仕事内容:盛り付け方の写真を見ながら握り寿司をパックに詰めていく
シャリの自動生成機からシャリを取り出し、えびやマグロなどのネタを乗せてパックに詰めていくのが主な流れで
作業場には作業工程が分かりやすいようにテンプレートの写真がいくつもあったり
担当するお寿司のネタの保管場所がわかりやすかったり
わかりやすい単純作業が多かったので仕事の工程でパニックになることはほとんどありませんでした。
職場環境は6畳くらいの作業場に3、4人いて、冷房が強めに設定されており「狭い」「寒い」というのが印象的で、特にお盆の時期は作業場の冷房と外の気温の温度差で気分が悪くなることもありましたが
職場の人間関係は良い感じで「初めてアルバイトをする男の子が職場に来た」ということもあり、みなさん優しく接してくれて働きやすかったです。
単純作業で飽きてしまうことはあるかもしれませんが、肉体的にハードではなかったのですし、人間関係も良かったので特に精神的な疲れなどはありませんでした。
経験した仕事②:郵便局の年賀状の仕分け
これも高校生のときに経験しました。
「郵便局の年賀状の仕分け」といえば高校生のアルバイトのような気がしますよね?
勤務期間:年末年始の10日間
勤務時間:8時~17時
時給:800円
仕事内容:地域ごとに年賀状を仕分ける、たまったら輪ゴムでひとまとめにして配達員の使う箱に詰める
一見ただの単純作業に見えますが「地域の名前を覚えたり、珍しい名字の人を見つけたり、束になった年賀状をいかに早くさばけるか」という部分が楽しかったです。
職場環境は暖房の効いた部屋の中での単純作業なため、眠くならないように先ほど説明した自分なりの楽しみ方を見つけて仕事をしていました。
人間関係は、地元の顔見知り程度の同級生が数人いて微妙な空気を感じましたが、仕事が始まってしまえば黙々と一人で作業に当たるので気にならず、職員も静かな方ばかりだったのでコミュニケーションはあまりないですが、気を遣うストレスは特に感じませんでした。
経験した仕事③:スーパーの品出し(こんにゃく、豆腐、練り物)
これは地元の隣町のスーパーでの仕事です。
勤務期間:年末年始2週間
勤務時間:1日5時間
時給:800円
仕事内容:こんにゃく、豆腐、練り物などの品出しなど
この仕事では基本的に売り場とバックヤードの冷蔵庫を往復するような感じでお客さん対応はほとんどなく
自分が担当する売り場を巡回しながらなくなりそうなものを運んでくるだけだったので仕事の難しさはなく、基本的に1人仕事だったので気は楽でした。
職場環境は「とにかく寒い」「お客さんが多すぎて気を遣う」
年末年始の冬ということもあり、バックヤードがすごく寒く、私が品出しするこんにゃくや豆腐などの商品自体もすごく冷たかったので、かじかんだ手で重いダンボールやパレットを運び
しかも、お客さんがたくさんいるので商品をぶつけないように売り場に素早く運ぶのが結構大変でした。
補充した瞬間からあっという間に売れていくので勤務中は常に早歩きで売り場とバックヤードを往復して大変でしたが
目の前で自分が並べた商品が売れていく光景や商品を補充したあとの空のダンボールやパレットを見て「目に見えて仕事をこなした感」があったので、それは意外と楽しさや充実感がありました。
作業としてとらえるだけではなく仕事においてこういう「達成感」に意識を向けることも大事かもしれません。
余談ですがこんにゃくが入ったダンボールをカッターで開ける時は要注意です。
こんにゃくってダンボールにぎっちり入ってる場合があってカッターの刃を出しすぎるとダンボールを開封するときにこんにゃくの袋も傷つけて汁がこぼれてとんでもないことになります。
私1回やってしまったので本当におき気をつけください(^^;
あと、年末年始はこんにゃく、とうふ、練り物ってめちゃくちゃ売れる全然知りませんでした。
仕事の中でこういう発見があるのは面白かったです。
経験した仕事④:某チェーンのスーパーの品出し(お菓子、加工食品、飲料水など)
これは全国展開している某有名スーパーでの仕事です。
勤務期間:冬の時期の3ヶ月間
勤務時間:9時~18時
時給:900円
仕事内容:お店のバックヤードから調味料やお菓子、冷凍食品、加工食品、飲料水などを売り場に運んで並べる
この仕事で大変だったのは「担当する仕事の商品の保管場所を覚えること」でした。
③つ目に話したスーパーに比べて人手が足りず、一人が担当する商品の数がすごく多くて
しかも、私が働いていたところはバックヤードがあまり大きくなく、担当している商品がいつもと同じ場所になかったりすることもあってそれを探すのに手間取ったりしてました。
見つけるのにどうしても時間がかかりそうなときは忙しそうにしてる社員さんに聞くのですが
「あの商品○○に置いてあるって言ったよね?」と、言われていないのに怒られることもありました。
置き場所がいつもと少し違うだけならすぐ見つけられるのですが、ときどき全く想像できないところに運んでしまう人がいて、その人と仕事をするのは本当に大変でした(^^;
スーパーでの品出しは経験があったので「なんとなく大丈夫だろう」と思っていましたが、いろいろな連携が取れていないせいで想像をはるかに超えるほど忙しかったです。
仕事の印象は「とにかく忙しい」「落ち着いてる暇がない」「難しい上司・同僚の考えを常に予想して動くのが大変」という感じでした。
その職場けっこう癖の強い人が多くて、例えば、他の部署にまで難癖をつけてくる長年勤めてる男性社員の御局っぽい人がいたり
仕事の手順が1つ飛んでしまう同僚がいたり、いろいろとフォローに回ることがあって大変でした。
しかも本人たちはフォローされている実感がないうえにいばるようなタイプだったのでけっこうきつかったですね。
こういうタイプの人がいる職場は振り回されて大変かもしれません。
ちなみに始めのうちは1人仕事だったので精神的に楽だったのですが、自分の仕事とは関係のないところで他の人のフォローにまわったりすることが増えていき、だんだん大変になっていきました。
私が経験した仕事⑤:個人の寿司屋(いなり寿司)
こちらはとある田舎の小さな寿司屋での仕事です。
勤務期間:お盆と年末
勤務時間:夜19時~朝4時
時給:1500円
仕事内容:パックごとに個数の違ういなり寿司を詰める
この仕事での作業はいなり寿司作りだけだったので本当に単純作業でした。
ごはんを詰めるために油揚げのくっついてる部分を慎重に開かないといけないのですが、油揚げを破かないように開いてごはんを詰めるのってかなり難しくて、破けてしまったら商品にならないのでロスになってしまいますし
いかにきれいに早くできるかが仕事の大変なところでした。
働いている間はとにかく黙々といなり寿司を詰めるだけで、慣れてきたらだいたい1個作るのに15秒くらいだったので1時間で240個、1日1000個以上は間違いなく作っていて
仕事前の作業工程の確認の話以外では会話もほとんどなく集中力とスピードが重視の仕事でした。
職場環境は「お酢の匂いが強烈」「寒い」
やっぱりお寿司なだけあって室温は低く設定されててお盆も年末かなり寒く、しかもシャリの味を決めるお酢の調合はいなり寿司を詰める作業場と同じところで作っていたのでとにかくお酢の匂いが充満していました。
1日働いて帰ると体中からお酢の匂いがしてお風呂に入ってもなかなか匂いがとれないときもありました。
特に髪の毛はひどかったです。
作業場は10畳ほどの広さに6人くらいだったので窮屈さはそこまで感じず、人間関係も嫌味な人がいなかったので働きやすかったです。
個人経営でみなさん身内のような感じだったので、どちらかというと仕事で集中しているとき以外は和気あいあいとした感じでした。
人間関係において疲れるところではありませんでしたが作業内容が「いなり寿司作り」だけだったので面白みはあまりなく
そのうえ日をまたぐ深夜の仕事だったので、体力的にはけっこう辛かったです。
私が経験した仕事⑥:小さな旅館(旅館運営全般)
こちらは関東の某有名温泉地にあるリピーターの多い家族経営の旅館での仕事です。
<p勤務期間:秋~冬の3ヶ月間の住み込み
勤務時間:6時~10時・16時~20時
時給:900円
仕事内容:接客、ルームメイク、風呂場掃除、調理補助と配膳など
備考:朝・昼2食の賄い付き、寮費、光熱費無料
すべての仕事をざっくりと説明すると
接客はお客さんをお迎えして、お部屋までの案内、観光案内、食事の配膳と説明など
ルームメイクはお客さんが出られた後の部屋の清掃、アメニティのセットなど
風呂場掃除は2箇所ある浴場と、各部屋についてる風呂場の掃除、ボディソープやシャンプーの補充など
家族経営の少人数で旅館を運営しており、それぞれお客さんの到着時間を見つつ、ルームメイクや夕食の準備など臨機応変に対応していたので基本的には1日中動き回っていました。
体力的にはすごく疲れはするのですが、お客さんはモラルやマナーの意識が高いリピーターの方ばかりで
それでいてお客さんと従業員が家族みたいに仲の良い場面もあって本当の意味でアットホームな職場でした(^^)
職場環境は山奥の自然豊かなところにある旅館だったので退屈な人は退屈かもしれませんが
四季の変化、温泉街独特のノスタルジックな雰囲気、住民の人がらなど、どれも自分には心地よかったです。
小さい旅館だったので掃除道具やアメニティ、食器類など、仕事に使う道具がコンパクトにまとめられていて仕事の範囲がわかりやすく
お客さんとの距離も比較的近くてささいな変化などに気づいて動けたりしていたので個人的には
「お客さんも従業員もお互いに良い雰囲気の小さいお店で働く」というのはHSS型HSPの刺激や気遣いの負担を減らし「気質の良さを活かせるのかもしれない」と感じました。
この仕事で良かったことは接客業ですが変なお客さんや嫌なお客さんがほとんどいなかったことです。
先程言いましたがお客さんはモラルやマナーの意識が高いリピーターの人が多く、横柄な人などがいなく、こういう職場だと本当に気持ちよく働けるなと実感しましたね。
余談ですが、この旅館のよかったところをもう1つあげるなら普段数万円払って泊まらないと入れない貸し切りの露天風呂に毎日入れたことで
私温泉大好きなので「仕事が終わったあとに温泉に入れる」というのはかなり仕事のモチベーションになってましたね。
毎日「仕事終わったらご褒美がある」と感じられる働き方ってかなりいいと思います。
私が経験した仕事⑦:大きな旅館(ふとん敷、皿洗い)
こちらは北陸にある海外からの団体客を受け入れている大きな旅館の裏方業務です。
勤務期間:7月〜8月の2ヶ月間の住み込み
勤務時間:6時~10時中抜けを挟んで16時~20時or昼12時〜夜22時
時給:1050円
仕事内容:皿洗いと布団敷など
備考:食事なし、寮費・光熱費は合わせて月1万
ここでの仕事は「匂い」に悩まされました。
私はもともと嗅覚がかなり敏感なほうで、嫌な匂いをずっと嗅いでいるとめまいや強い疲れを感じて立ってられなくなることもあってそれが本当に大変でした。
まず、従業員寮が山間の日陰に建っていて一日中陽の光が当たらず、梅雨真っ只中ということもあり、そこら中からカビの匂いがしてて1日目から後悔しました(-_-;)
続いて皿洗いの仕事では、お客さんの数に対して圧倒的に裏方の人手が不足していたため
就業中に食器類が全て洗い終わることがほとんどなく、夕食の残飯が残ったままのお皿を翌日の朝に持ち越して片付けるようになっていました。
洗い場には冷房などがなく、魚料理の残飯が暑い中一晩中放置されていたので翌朝になると魚が腐った匂いが充満しており、起き抜けにその匂いを嗅ぎながら皿洗いをしていたので毎日吐きそうになりながらこなしていました。
さらに、洗い場の従業員が私以外全員喫煙者でたばこの匂いと魚の腐った匂いが混ざって本当にやばかったです(-_-;)
次に布団敷ですが、この作業は「お客さんがご飯を食べているうちに布団を敷にいく」というものでこれもかなり大変でした。
お客さんが夕食を食べている間にだいたい3人1組で布団を敷きに行くのですが、人手不足なので時間内に周ることが厳しく、とにかくスピードが大事で布団敷の時間帯は従業員通路を走りまくってました。
従業員通路は冷房がなくとても暑くその中を2時間くらい走りっぱなしだったのでシャツが絞れるくらい大量の汗をかくこともよくありました。
時間が間に合わず、お客さんが戻ってきて部屋にいる場合は「布団を敷かせていただきます」と断って作業することもあるのですが
そのときタバコと魚介の匂いが衣服にこびり付いてることもあり「なんて匂いで接客してるんだ!」と怒られることもありました。あれはかなり精神的にきましたね。
もともと勤務期間は7~9月までの3ヶ月の予定だったのですが8月に入ってからもっと気温が暑くなり、従業員寮のカビ臭さ、洗い場の魚の腐った匂い、たばこの匂いと汗臭さ、旅館内の猛暑、毎日の異常な重労働、お客さんからの非難の言葉
さまざまなものが重なった結果、仕事中に40℃の高熱を出して倒れ、そのまま2週間熱が引かず寝込んでしまい限界を感じて逃げるように無理やり仕事を辞めました。
今思えば衛生的にも仕事内容的にも明らかに自分の許容量を超えていたのに「役に立たなければ…」という思いが強すぎて無理をしていたと感じます。
私が経験した仕事⑧:ビジネスマン向けの民宿
こちらはとある田舎のビジネスマン向けの小さな民宿の仕事です。
勤務期間:4月~5月までの1ヶ月
勤務時間:7時~12時or14時~19時
時給:800円
仕事内容:接客、ルームメイク、風呂場掃除、調理補助と配膳など
こちらは旅館の仕事よりかはやることが少なくほとんどのお客さんが一人のビジネスマンで接客も事務的な感じだったので面白みはあまりなかったのですが
働いてるスタッフがオーナーさん夫婦と私の3人だったので仕事場においてたくさんの人間関係で疲弊してしまうことはありませんでした。
オーナーさん夫婦も気さくな方だったので仕事というよりは家事手伝いの延長のようなゆるい雰囲気でプレッシャーとかもほとんどありませんでした。
すごい気が楽で逆に「こんなのでお金をもらってもいいのかな」と思ってしまうほどだったので給料は低くてもゆるい雰囲気で働きたいと考えている方の場合は場所にはよりますが
田舎にあるビジネスマン向けの小さな民宿の仕事を検討してみてはいかがでしょうか?
ただ難点はこういう民宿の仕事ってなかなかないんですよ(^^;
小さな宿泊施設などは足りない人員を身内だけで済ませられるところが多かったりして「人を雇うまでではない」みたいな感じといいますか
しかもいろいろなところで話を聞くと仕事のプレッシャーや給料の兼ね合いを考えた場合、アルバイトやパートとしては意外と人気のある仕事らしく、求人が掲載されてもすぐ決まってしまうことがあるそうです。
見つけた場合はとりあえずなるべく早くお試し感覚でもいいので応募してみるのをおすすめします。
私が経験した仕事⑨:ゲストハウス(施設案内、観光案内)
こちらはとある田舎にあるゲストハウスです。
勤務時間:2~3時間、週2日
時給:800円
仕事内容:施設案内、観光案内、館内清掃など
お客さんは一人旅の方がほとんどで一期一会の初対面の人と話すのは気が楽だったので
接客業ではありますがそこまで疲弊してしまうことはありませんでした。
けっこうな田舎にあるゲストハウスだったので、そこを求めてくる方は基本的に自然が好きで、私も自然が好きで共通の話題で話せることが楽しかったです。
あと、外国人のお客さんも訪れることもあって日本の田舎の自然について話すのがすごく楽しく、国境を超えて美しいものを共有できる感覚が嬉しかったです(^^)
ゲストハウスで働いたことのある他の方の体験談でもありましたが
自分が好きな環境で働いていると共通の話題を話せるお客さんと出会う確率が高いです。
しかも、旅館やホテルに比べてゲストハウスは堅苦しい接客がないところが多いですし、お客さんとの距離も近く好奇心で話しかけやすかったりするので私個人的にはゲストハウスの仕事は人生で1回は経験してみるべきだと思います。
「たくさんの人の人生に触れたい」という好奇心がある人は特にオススメです。
本当に多種多様な人がいますし、そこで働いているだけでも世界観がすごく広がることもあります。
私が経験した仕事⑩:冠婚葬祭給仕
これは披露宴や結婚式、法事などの冠婚葬祭での仕事です。
勤務期間:6~7月までの1カ月
勤務時間:11時~20時
時給:1000円
仕事内容:会場設営や行事の最中に食事を運ぶなど
この仕事は私に一番合わなかった仕事で、この気質を自覚されている他の方からも
「根本的に合わなかった」「仕事が全くできなかった」「やりがいが全く見つけられなかった」という話をよく聞きました。
まず、結婚式や法事の独特なマナーや雰囲気に引っ張られて思うように体が動かないことがありました。
結婚式はそこで何かミスをしてしまった場合、新郎新婦や来賓の方などの一生の思い出を邪魔してしまうことになってしまうというか、言うなれば「多数の人の思い出に強く影響するので絶対にミスは出来ない」という緊張感が常にあってそれがプレッシャーでしたし
法事などは他の方の悲しみに感化されて苦しくなってしまうことがありましたし
他の方の体験談でも
例えば
ウェイターをしていたとある方は緊張感とプレッシャーで来賓の方にワインを運んでいる時にこぼして大変なことになったり
とある方は披露宴で使う楽曲をタイミング通りにかけるだけなのに、そこをミスしてしまったり
どちらも練習では完璧にこなしていたのですが実際に始まると、参加している方の想いや表情に引っ張られ、「失敗してはいけない」と強く意識しすぎて身体が思うように動かなくなったことがあったそうです。
私は特に結婚式などの祝い事による独特な食器の置き方、料理の置く位置、祝い事における言葉遣いなどの少し特殊で覚えることがたくさんあるマナーと厳かな雰囲気かつ
動き1つ1つが間違ってはいけない、目立ってはいけないという環境が圧迫感を感じて身体が全然動かずかなりきつかったです。
おそらく経験したことがある方はめちゃくちゃ頷いていると思います(^^;
私個人的にはHSS型HSPを自覚されている方に冠婚葬祭業はおすすめできないですが
接客をしない完全に裏方のしごとであれば好奇心で楽しめる部分もあるかもしれません。
私が経験した仕事⑪:アーティストのライブのグッズ販売
こちらはとある地方のコンサート会場での仕事です。
勤務期間:夏の時期の1週間
勤務時間:10時〜21時
時給:1400円
仕事内容:ライブの開演前、終了後にアーティストのグッズを売る仕事で、売り場の設置、在庫整理、メガホンでお客さんへの呼びかけ、列の整理、在庫の品出し、撤収など
この仕事はお客さんがいる間は基本的に人込みの中でずっと大きな声で呼びかけをしていたので人疲れしてしまうことがありましたが
アーティストのさまざまなグッズが見れたり、お客さんの「好きなアーティストのライブを心待ちにしていた雰囲気」というのは楽しかったです。
でも本当にすごい人込みなので1時間くらいでかなり疲れてましたし、人疲れしたときはトイレの個室に避難したりしてうまく立ち回ってました。
準備や片づけは複雑な作業はなく楽だったのですが、私と一緒に働いてた男性2人組が一緒に働いている女性を「ナンパするかどうか」みたいな話で大声で盛り上がっていて、まじめに仕事をしていなかったのがかなり不愉快でした。
近くに周りが見えていなくてまじめに仕事をしていない人がいるとものすごく気になってしまって
注意する勇気はないのでほおっておくのですが、スタッフの責任者とかが近づいてきてるときに、それに気づかず話続けていたときはかなりひやひやしました。
「このままだとあの人怒られるだろうな」というのが目に見えてわかっているときにどう行動していいかわからなくなって固まってしまうこともありましたね(^^;
みなさんもそういうことありません?
私が怒られるわけではないので関係ないことなのですが
「教えてあげたほうが良かったかな」とか
「注意したら何言われるかわからないから気になるけどそっとしておこう」とか
そういうことを考えてしまってすごく疲れてました。
しかも注意されても反省しない感じのタイプの2人組だったので、働いている間は「また注意されるだろうな」とずっと気になってましたし
「お客さんが楽しんでいる雰囲気の中で働く」というのは意外と楽しかったですが
一緒に働いている人の中に周りが見えていないでまじめに仕事をしない人がいたのでそういう部分での気疲れによる大変さはありました。
私が経験した仕事⑫:ライブ会場設営
これはとある地方のライブ会場での仕事です。
勤務期間:真冬の時期の5日間
勤務時間:3時から19時
時給:2000円
仕事内容:アーティストが歌うステージや照明を設置するための鉄筋を運ぶなど
この仕事で大変だったのは「力仕事」「職場の雰囲気」「体温調節」でした。
まず「力仕事」では、一人で40kgぐらいの重量物を運ぶのがメインだったので体力がかなり必要なうえ、けがをする危険があってかなり神経を遣いました。
現場の本業の方々は安全靴やプロテクターなどをしっかり装備していたのですが、アルバイトの人は「動きやすい格好で来てください」としか知らされていなく、軽装で仕事をしなければいけないのが本当怖かったです(-_-;)
鉄筋の端とかってかなり鋭利でジャージとかだとぶつかったときに間違いなくケガするような感じで、実際仕事がきつすぎて注意力散漫になってけがをする人もいました。
「職場の雰囲気」では現場を取りまとめる建設会社の社員からの罵声と怒号が飛び交っているのが当たり前な感じで、少しでも仕事に関係のない動きをするアルバイトに向かってものすごくキレまくったり、肩をどついたりしてて本当めちゃくちゃでしたし
私も気が気ではないので神経をとがらせて、他のアルバイトの人には申し訳ないですが怒られないように立ち回ってました(-_-;)
「体温調節」では職場環境が、トラックから機材を搬入するための外の扉が常に全開になっている大きなホールだったのでめちゃくちゃ寒かったです。
手がかじかむほど寒かったので重量物を運ぶときにうまくつかめなくて落としてしまう人もいましたし、重量物を運んでいるとものすごく汗をかくので、着たり、脱いだり体温調節が本当に大変でした。
「力仕事」「職場の雰囲気」「体温調節」が相まってあまりの辛さにごはんが食べられない人や顔面蒼白でボーッとする人、トイレで吐きまくっている人もいましたし、まさに地獄絵図でした。
最初の1日を経験して2日目から来なくなった人もけっこういました。
私も正直辞めようと思ったのですが「アーティストのライブ会場がどんな風に出来上がっていくか見てみたい」という好奇心だけで仕事を頑張って
その後、ライブ会場ができて照明のテストをしている光景を見たときに「最後まで仕事をしてよかったな」と本当に感動しました。
達成感と好奇心が合わさっている仕事はもしかしたらよいのかもしれません。
個人的な感想だと
「普段見れないライブ会場の裏側を見られる」
「大きな会場で集団にまみれて仕事をするので怒られることを回避しやすい」
「体力をすごく使う仕事なので他のことに意識を引っ張られている暇がない」という点は良かったかもしれないです。
でも二度としたくないですけどね(^^;
私が経験した仕事⑬:建設現場(足場作り)
こちらはとある建設会社での仕事です。
勤務期間:1週間の短期アルバイトの予定があまりにもキツくて2日で辞める
勤務時間:8時から17時
時給:1500円
仕事内容:建設現場で数十キロある足場用の資材を運ぶなど
仕事はすごくシンプルなものでしたがこれがめちゃくちゃキツかったです。
まず、日常の中で数十キロあるものを担いで動くことってないじゃないですか?
その当時の私は自分の体力に自信があって「重いものを運ぶだけの作業だから簡単そう」と何も考えずに始めたのですがこの考えが本当に甘かったです。
重いものを肩に担いで運ぶのって思っている以上にバランス感覚が必要で
しかも建設現場は足元が悪い場合が多く、その中で素早く重いものを運ぶってかなり神経使うんですよ(^^;
何かミスしたら自分が怪我したり、誰かを怪我させてしまうということもあるので気が気ではないというか、しかも肩に重いものを担いで常に踏ん張っているくらいだったので周りを気遣う余裕もなく、結局2日目が終わった時点で気持ちが折れてしまい辞めてしまいました。
「周りを気遣う余裕を持てない」というのが一番キツかったところです(-_-;)
職場の雰囲気は先程話したライブ会場設営のときと同じようにあまり良くなかったです。
作業中に罵声が飛び交ってたり、人格否定するような言葉だったり、アルバイトを見下すような人がいたり、私の体感だと建設現場の仕事ってこういうところが多い気がします。
他の方の建設現場での仕事経験について聞いた時も必ず話題に上がっていましたし
けがをしそうなミスをしたときに大きな声で怒るのはまだ分かるのですが、人格否定が当たり前になってるのは嫌ですよね?
もちろんそんな職場ばかりじゃないのも知っています。
数年無職だった人が人手不足の建設関係の会社で働き始め、そこでみんなから歓迎され、特に親方にすごくよくしてもらって「役立って充実感を感じながら仕事ができるようになった」という話もありましたし
もし建設関係の仕事に興味がある方は事前に職場の雰囲気がわかるような会社で始めて見るといいと思います。
私が経験した仕事⑭:野菜農家
勤務期間:5月から1ヶ月間
勤務時間:8時~17時
時給:850円
仕事内容:野菜の苗や種をひたすら植える
備考:賄い付き、野菜もらえる
私が働いていたところでは主に人参やほうれん草などの露地野菜の種とトウモロコシの苗を扱ってて
「苗や種を植える」ってそれだけ聞くと簡単そうだと思うのですが
野菜の種類によってはかなり丁寧に扱わないと成長しなかったり、美味しく育てることができなかったりすることもあって
例えば
「人参の種は品種によっては1つの穴に必ず3粒ずつ入れなければいけない」とか
「トウモロコシの苗はデリケートなので優しく植えないと根が傷ついてうまく育たない」とか
野菜によって気を遣う部分がいろいろあって、それらをしっかりと覚えて慎重に扱わないといけないので緊張感は常にありました。
職場環境は周囲にお店などが一切ない高原で日中も夜も鳥の鳴き声くらいしか聞こえないほどのとにかく静かなところで
土地も広大だったので大量の種と苗を軽トラックに積んであちこち移動しながら仕事をしていました。
大自然に囲まれての仕事だったので私にとっては癒しを感じながら仕事をすることができ
また、業務用の草刈り機とかいろいろな農業専用の機械に触れることもあって、それは好奇心が刺激されてすごく楽しかったです。
自然に囲まれながら癒されたり、好奇心の刺激がある職場は、私個人的にこの気質を自覚されている方にすごく向いていると思います。
実際、農業に転職して自分の好奇心と刺激に敏感な部分のバランスが良くなって、やりがいを見つけた人もいましたし、気になる方は短期のアルバイトがたくさんあるのでぜひ経験してみてください。
私が経験した仕事⑮:トマト農家
勤務期間:夏の時期の1ヶ月間
勤務時間:9時~16時
時給:800円
仕事内容:ハウス栽培のトマトの収穫や袋詰め
ここでは「単調な作業」と「ビニールハウス内の気温」が印象に残りました。
⑬で紹介した野菜農家と違ってここはトマト専門の農家さんで、ひたすらトマトを収穫して袋詰めしたり、箱詰めしたりする単調な作業だったので飽きてしまうことはありましたが、疲れを感じることは少なかったです。
作業中もおばちゃんたちが談笑しながら仕事をしている感じでしたし、会話の輪に入らず黙々と収穫している人もいましたし、全体的に作業をこなしていれば自由な感じだったので変に人に気を遣いすぎて疲れることもなかったです。
ただ、ビニールハウス内がめちゃくちゃ暑くてそれは大変で、真夏のビニールハウスに入ったことがある方はわかると思いますが体感サウナぐらいあります(^^;
滝のような汗が出るといいますか、なので暑さに弱い人は気を付けたほうがいいですね。
私も暑さに弱いので凍らせたクールマフラーやインナーを装着しながら、熱中症にならないようにこまめに水分を取ったり、いろいろと対策しながら仕事をしていました。
暑さにさえ気を付けていれば比較的に楽な仕事なので意外とおすすめです。
あと「仕事がなかなか続かない」という人が短期のアルバイトとして経験し「仕事を達成する自信を付ける」という感じで挑戦してみるのもいいかもしれません。
トマトの収穫の短期アルバイトは夏の時期になるとけっこう出てくるので気になる方はぜひ調べてみてください。
私が経験した仕事⑯:米農家
こちらは地元の米農家での仕事です。
勤務期間:4月~11月までの間の週3回ほど
勤務時間:8時~16時
日給:7000円
仕事内容:草刈り、肥料撒き、田植え、電気柵の設置、稲刈りなど
備考:賄い付き、野菜・お米もらえる
田んぼの準備から収穫後の片づけまで米作りに関するすべてのことを一貫して経験しました。
草刈りは草刈り機を使って延々と田んぼの畔をきれいに刈っていき
肥料撒きは広大な田んぼ一つ一つで手づかみで撒いたり
田植えは田んぼの泥に足を取られながら腰を痛めつつ植えたり
害獣除けの電気柵の設置は田んぼの周りを駆け巡って長いロープを張ったり
お米って田植えをして育つまで待って終わりではなく、その間のいろいろなことがあって本当に大変なんですよ(^^;
私個人的には季節ごとに作業内容が変わったり、田んぼやお米がだんだんと形になっていく様子が面白く、真夏の草刈りや秋の収穫作業は本当に大変でしたが、好奇心が飽きることはなかったです。
職場環境は周囲を山に囲まれ、野菜農家で働いていたとき同様、鳥の声ぐらいしか聞こえない静かな場所で、美しい山の景色や季節の花を見ながら働けたのでふとした時に癒される感じがして心地よかったです。
米作りは環境も作業も本当に良い刺激をたくさん感じられるので、これを見ている人はぜひ経験してほしいです。
私が経験した仕事⑰:公道や市道の草刈り
勤務期間:夏の時期の1週間
勤務時間:8時~13時
時給:1200円
仕事内容:公道や市道、街路樹の周囲、田んぼなどいろいろなところでの草刈り
これは田舎だと定番の仕事です(^^)
作業車に草刈り機などを積んで数人で現場を訪れて決められた範囲の草を刈っていくのですが、ここでは「暑さ」に悩まされました。
草刈りをするときって跳ね返りでけがをしないように真夏でも長袖長ズボン着用で作業に当たる必要があってめちゃくちゃ暑いんですよ(^^;
よく熱中症になっている人も多い職種なのでかなり神経を遣っていました。
ただ、仕事場についたら黙々と草刈りをしているだけでしたし、一緒に働く人も気のいいおじさんたちばかりだったので精神的なストレスはありませんでしたし
むしろ自分が草を刈っているときに地面がだんだんきれいになっていくのが気持ちよくてストレスの発散になってました。
実は今回の仕事の中で私が一番おすすめしたい仕事が「草刈り」です。
草刈りってやった後は目に見えてきれいになるので達成感がすぐ感じられ、きれいになっていく様子も自分の好奇心を飽きさせないような気もしているんですよ。
私好きすぎてマイ草刈り機買っちゃいましたからね。夏になるとそれ持ってひたすら庭の草を刈ってます(笑)
草刈りは短期のアルバイトでよく募集されていることがあるのでよかったら探してみてください。
私が経験した仕事⑱:観光農園
勤務期間:夏の時期の1カ月
勤務時間:9時~16時
時給:900円
仕事内容:野菜や果物の収穫体験ができる施設での受付・案内など
お客さんが来たら、その時期の野菜や果物の解説をしながら農園を案内したり、収穫方法を教えたりなど、お客さんが農園を楽しんでいただけるようにサポートする仕事で
個人はもちろん、観光バスの団体客の対応をすることもあったのでほぼ一日中動き回っていました。
案内すること自体は楽しかったのですが、解説やルールを聞かないで勝手に収穫してしまうお客さんも多くてそれを注意するのは大変でした。
例えば、果物って収穫の手順があって守らないと木を傷つけてしまうこともあり
それを一生懸命説明するのですが守ってくれない人がけっこう多くてそれはすごく嫌な感じでした(^^;
この仕事はずっとお客さんの対応をしていたので落ち着く暇がなく、特にマナーがひどいお客さんの対応は精神的にきつかったです。
注意したらしたで嫌な顔をするお客さんもいたので、理解してくれない人を対応するのは本当に大変でした。
私が経験した仕事⑲:一軒家の清掃
こちらは地元の隣町での仕事です。
勤務期間:数日間の単発アルバイト
勤務時間:8時~18時
日給:1万円で
仕事内容:長年放置されていた一軒家を住める状態まできれいに掃除する
田舎の空き家関連の仕事で依頼が来たら空き家に出向いて掃除をするのですが、長年放置されているということで、室内は埃まみれだったり、虫だらけだったりして、かなり根気のいる作業でした。
脚立に上って天井からきれいに掃き掃除、拭き掃除をして、畳などは全部取り外して天日干しをしながら埃をはたきだしたり
くすんだ窓や水道周りは専用の洗剤でピカピカに磨いたり、窓のサッシは専用のブラシできれいにしたり、部屋や廊下の床をひたすら雑巾がけしたり
体中汚れで真っ黒になりながら掃除をしていくのは本当に大変でしたがやりがいはすごくありました。
⑯で紹介した「草刈り」同様、自分の手でボロボロだった家を住める状態まできれいにしていく過程が好奇心を飽きさせず
さらに、基本的に1人仕事だったのでのびのびと作業することができ、自分で工夫しながら効率のよい掃除を考えるのも楽しくてのめりこんで仕事ができていました。
虫や汚れとかが苦手でなければ空き家の清掃の仕事はかなりおすすめしたいのですが
難点はあまりこういう仕事ってなくて、私の場合は「ジモティー」というアプリを使って仕事を見つけました。
実は「ジモティー」って仕事も検索することができて、薪割りとか、害虫駆除駆除の補助とか、個人で募集している田舎ならではの面白い仕事もあったりするので
気になる方は空き家の清掃に限らずいろいろ探してみてください。
私が経験した仕事⑳:旅館の風呂場清掃
勤務期間:夏の時期の2カ月、週4日
勤務時間:10時~14時
時給:1030円
仕事内容:浴場内をデッキブラシで掃除、風呂桶や洗い場などの拭き掃除、シャンプー・ボディーソープの補充、脱衣場の整理整頓など
この仕事も基本的に1人仕事の単純作業なので人に気を遣う必要もなく、仕事がわからなくなったりして滞ることもありませんでした。
旅館のお風呂の裏側を見れたりするのも面白かったです。
温泉のボイラーの仕組みとか、忘れ物は何が一番多いとか
あと、ときどき露天風呂とかに「従業員専用通路」みたいな表示のある扉があったりするじゃないですか?その先を覗けるのはなんか不思議といい気分でした(笑)
単純作業なので飽きてしまう部分はありましたが仕事は比較的楽で、かつ時間帯が早朝か、お昼か、深夜の数時間の場合が多く、人によっては都合よく働くことができると思います。
私が経験した仕事㉑:喫茶店の接客・調理
こちらはとある田舎のこじんまりした喫茶店での仕事です。
勤務期間:夏の時期の1カ月
勤務時間:10時~15時
時給:850円
仕事内容:お客さんのオーダー取り、調理など
常連客が多い地元の人に愛されているような感じだったのでお客さんとの会話も楽しく
かたや料理を作っているときは1人で集中して仕事をこなすことができ
「お客さんと話す時間」「調理の時間」とメリハリのある感じが良かったです。
基本的にはキッチンにいてときどき接客という感じだったので、好奇心の刺激と1人の時間のバランスをとることができ、心地よく働くことができました。
以前別の動画でも話していたのですがこの気質を自覚されている方って「接客と1人の時間が3:7くらいの割合だと飽きずに、疲れすぎずに心地よく働ける」と話す方が多く
私にとってこの喫茶店での仕事はまさに理想的な働き方でした。
みなさんにもおすすめしたい仕事ではありますが
難点はこじんまりとした喫茶店での仕事ってなかなかないんですよ(^^;
観光地とかの喫茶店であれば比較的募集は多いのですが、地元密着型の小さな喫茶店とかって、わざわざ人を雇わなくても身内に手伝ってもらえば十分みたいなところが多くて
なので、もしそういう仕事を見つけた場合はかなり貴重だと思うのでぜひ経験してみてください。
私が経験した仕事㉒:食堂での調理・出前
こちらはとある田舎の小さな食堂での仕事です。
勤務期間:夏の時期の1カ月、週4日
勤務時間:11時~15時
時給:850円
仕事内容:お客さんのオーダー取り、調理、皿洗い、近所の会社への出前の配達など
この仕事は「仕事のスピード感」と「職場の人間関係」がかなり大変でした。
まず、昼時の食堂ってめちゃくちゃ忙しくて一息つく暇もなく
しかも一緒に働く人はベテランのおばちゃんばかりでみなさんとにかく仕事が早く
少しでも気を抜くようなものなら「もっと手を動かして」と促される感じでしたし
さらに、おばちゃん同士の人間関係もあまりよくなく、常にお互いのあらを探して文句ばかり言いあっている感じがすごく嫌でした。
唯一、出前の配達で外に出ている数分間は落ち着くことだでき、出前が終わった後はいつも「食堂に戻るの嫌だな」と思ってました。
本当は2カ月間のアルバイトのつもりだったのですが、忙しさと人間関係の悪い空気が耐えられなくて1カ月で辞めてしまいました。
スピード感が大事で他の人の機嫌もとりつつ、人間関係が悪く理不尽を言われる環境は本当に自分がただただ苦しいだけだったので、そういう職場はおすすめしないです。
私が経験した仕事㉓:老人ホーム調理(調理、皿洗い)
こちらは約4年ほどの正社員で勤め、私の職歴の中で一番長く続いた仕事です。
勤務時間:5時~15時
手取り:月15万円
仕事内容:管理栄養士のレシピをもとに料理・おやつを作る、食器洗い、翌日の料理の仕込み、食材の発注など
備考:ボーナスなし、残業なし、年間休日120日
この仕事の良かったところは基本的に1人仕事で、提供する時間に間に合いさえすればマイペースに仕事ができたことです。
数十人分の料理を1人で作らなければいけないのはかなり大変ですが、もともと私は幼い頃から料理が好きで好奇心もすごくあって
料理は「自分が良いと感じる刺激」になっていたのであまり仕事という感じはしませんでした。
1人でマイペースに料理を作れる職場環境は好奇心を飽きさせなかったですし、やりがいを持って取り組めていました。
この仕事の大変だったところは入居者の状態によって特定の人だけメニューを変えたりすることでした。
入居者の方の中には好き嫌いがあったり、アレルギーがあったり、病気で食べられないものがあったり、一歩間違えば命に関わる食べ物もあり、間違わないように相当神経をとがらせていました。
特にすべてをうまくかわして美味しい料理を作らなければいけないときは本当に大変でした。
例えば
塩分制限があるのに病気で甘いものを止められている人がいて、でも味がついてない料理は一切食べない人で、だしを効かせて風味を強くしたり、しょうがやスパイスでアクセントをつけて薄味をカバーしたり、毎回その人にとってちょうどいいバランスの味付けで料理を作ったり
マヨネーズを使ったポテトサラダがメニューのとき、マヨネーズが食べられない方がいて、その人は自分だけが違う見た目のメニューだと怒る人だったので、豆乳とお酢とオリーブオイルをポテトにまぜ、他の人のポテトサラダと見た目に変化がないように作ったり
揚げ物が好きだけどあまり胃の状態が良くない人には、大量の油で揚げるのではなく一人だけフライパンに油を薄く引いて揚げ焼きにしたり
中にはごはん、小麦粉、卵、乳製品が食べられない人がいて相当アイディアをひねって料理を作ったり
今のはほんの一例ですが、まだまだ他にも制限されている方がたくさんいて「この条件で美味しい料理なんて作れるだろうか…」と思い悩むこともありました。
しかも、栄養は基準に満たないといけないので、その条件内で栄養が取れて美味しいものを作るのは本当に大変でした。
私は常に「どんな料理でも美味しく食べてもらいたい」という気持ちがあったのですが
条件を守って料理を作ったときに、心の底から美味しいと思える料理が作れないときもあって、それでも提供しなければいけないのは相当心苦しかったです。
この仕事を辞めてしまった理由は、入居者の料理対応の項目が増えすぎていってそれに頭が追い付いていかなくなってしまったことです。
働き始めた当初は料理の変更があるのは数人だったのですが、長年勤めていくうちに10数人とだんだん増えていき
それを一人でこなしていく中でミスをする機会が増え、自信を無くしてしまい「このままでは大きな迷惑をかけてしまう」と感じて辞めてしまったんですよ。
プレッシャーに耐えられなくなったといいますか(-_-;)
最初の1、2年間は好奇心と一人の時間が心地よくて会社に行くのが楽しみすぎるくらいだったのですが、好奇心を制限されることが増えていき、無理難題を押し付けられるようになってからは毎日やっとの思いで料理を作っていて
辞めるころにはメンタルがボロボロで料理も嫌いになりかけていました。
改めてですが、HSS型HSPを自覚されている方は自分の好きな好奇心を一人である程度自由に発揮できる環境では、やりがいを感じつつ長く働けます。
これ私の話だけではなく、他の方の体験談でもすごく多かったです。
やっぱり周りを気にせず好奇心を楽しんでいられるときって自分に無理のない状態ですし、それが他の人の役に立っていると実感できれば自己肯定感を高めることもできます。
自分の好きなもの、好奇心、環境、それらを今一度考えて仕事を探してみてはいかがでしょうか?
私が経験した仕事㉔:病院での皿洗い
勤務期間:1カ月
勤務時間:9時~14時
時給:850円
仕事内容:下膳された食器をひたすら洗う
この仕事で大変だったのは㉒で紹介した食堂での仕事同様「スピード感」と「職場の人間関係」でした。
人手不足の影響でかなりスピードを意識しないと時間内に食器を洗うことが難しいうえに
長年勤めているお局様的なパートのおばちゃんが常にイライラしていて口を開けば嫌味しか言わない人で
新人いびりというか、新人に対してものすごく馬鹿にするような発言をしたりすることもあってかなり嫌な思いをしましたね(-_-;)
しかも社員さんがいるのに「私の言うことのほうが大事だから」と言って職場のルールを無視して好き勝手していて、その割には仕事が適当だったりしたので本当めちゃくちゃでした。
本当はしばらくそこで働くつもりだったのですが、職場に入ってみて精神衛生的にかなり悪いと感じたので結局1カ月の使用期間の後にやめることになりました。
ちなみに、そのおばちゃんに気遣いと好奇心で歩み寄ってみたのですが、何も通じず余計こじれてしまいそうになったのですが
他の方からもこういう体験談すごく聞くことがあって
HSS型HSPを自覚されている方は常にイライラしていて常識が通じない相手に対してはどう動いても辛くなってしまう
さらに同じ空間にいるだけで体のパフォーマンスが下がってしまうので
もしそういう職場に入ってしまったのであれば長く勤めることはおすすめしないです。
私が経験した仕事㉕:SE(システムエンジニア)
こちらは私が新卒で上京したときに経験し仕事で簡単にいえば「プログラミング」です。
「Java」とか「HTML」というやつですね。
仕事内容:「プログラムの開発」
職場環境は職員が数百人いる大きな組織
この仕事で大変だったのは「プログラミングそのもの」と「集団組織の独特な雰囲気」で
これが根本的に合わず、ストレスで体を壊して数カ月で辞めてしまいました。
まず、社会人になって初めて「プログラミング」というものに触れたのですが、数字や記号が羅列しているパソコンの画面を見ていること自体が私にとっては想像以上のストレスで
たった15分集中して画面を見ているだけで頭の疲労感が強くてめまいを起こしたりしていました。
「体が拒絶反応を起こしていた」というんですかね(-_-;)
これはプログラミングが理解できている、できていないかとかの問題ではなく、感覚的に受け付けませんでした。
ネットで調べ物をしたり、他の仕事でパソコンを長時間見ているのは全然平気だったのですが、プログラミングだけに関しては仕事を辞めるまで結局1回も慣れませんでした。
あと、経験したことがある方なら分かると思いますがプログラ厶ってすべてを理解して論理だてて組んでいかないと正常に作動せず、「〇か×」しかなくて
そこの部分をきっちりと詰めて整える感覚がどうしても覚えられず挫折してしまいました。
もう1つの「集団組織の独特な雰囲気」で言えば私が勤めていたところはいわゆる「お堅いところ」なのですが
体育会系の雰囲気があったり、お堅いところならではのものすごく細かい雰囲気があったり、そういう感覚に器用に合わせられなくて強いストレスを感じ
なんとか合わせようとしても失敗ばかりしてしまって「なんでうまく立ち回れないのだろう」と自分を追い込みすぎて病んでしまいました。
あと、働き始めたときに肌感覚で「あ、集団組織で働くの無理だ」と感じた部分もあります。初日ですでに感じてました(-_-;)
のちにいろいろな仕事を経験してみて思ったのが、私は小さい組織のほうが圧倒的に心地よく働けていて
実際本当にたくさんの仕事を経験したのですが、長く続けられたところや心地よく働けたところは従業員や職員が20人以下くらいのところばかりでした。
HSS型HSPを自覚されている方の体験談で「大きな組織から小さな組織に移ったらやりがいが見つかった」というのも多かったですし
もし現状大きな組織で働いていてやりがいを見つけられないという方は環境を変えるのもいいかもしれません。
私が経験した仕事㉖:山菜収穫
こちらは田舎の地元での仕事です。
勤務期間:3月~5月の間の週3日
勤務時間:5時~11時(日によっては15時まで)
日給:8000円
仕事内容:山のいたるところに生えている山菜の収穫・加工など
私の地元は周囲をたくさんの山々に囲まれており、春先から、ふきのとうやわらび、こごみ、ぜんまい
他にも多種多様な山菜が採れる地域で春先になると山間の集落に住んでいる方々はこぞって山菜取りをするのですが
近年は集落の高齢化が進み住人が高齢者の方ばかりなので、山菜のハイシーズンに採りきれないことが多々ありまして
そこでアルバイトとして山菜の収穫をさせてもらうようになりました。
国産の山菜ってかなりいい値段で取引されていてアルバイトを雇っても全然元が取れるらしく、少なくとも私が働いていた数年前はかなり儲かっていたそうです。
ちなみにこの仕事、最初はアルバイトではなく単に好奇心で「山菜採りの体験ってできますか?」とその地域の公民館に問い合わせてみただけなのですが
公民館の人がその集落の村長を紹介してくれて、その村長が「だったらアルバイトとして手伝ってくれるとありがたい」と言ってくれて働くことになりました。
ちなみに地元の集落ではありましたが一度も訪れたことがない地域で、知り合いも全くいない場所だったので、偶然かけた電話から生まれた仕事でした。
この仕事で大変だったのは「山をあちこち回って山菜を採ってくること」です(^^;
山菜は採れるシーズンが決まっていて毎日収穫しても次から次へと生えてくるのですが、良いものに限っては山の斜面に生えてたりすることもあって、それを取りに行くのが本当に大変でした。
あと、朝5時からの仕事だったので寝ぼけて斜面から転げ落ちないようにするのもかなり神経を遣いました。
ただ70代くらいの方でも斜面を上り下りしていたのでそれには本当驚かされました。
この仕事で良かったのは「早朝の山歩きが気持ちいい」「ゲームみたいな感覚で楽しめた」ことです。
まず、早朝の山をあちこち回っているときに日が差してくると、木々の間から木漏れ日が現れてすごい幻想的な雰囲気になって
休憩するときに山の斜面に座ってその景色を見ながら、鳥の声が響きわたっている雰囲気が最高で癒されてました。
「ゲーム感覚で楽しめた」という部分で言うと、よくゲームとか素材集めとか、採集クエストみたいのがあるじゃないですか?
集めているときにそんな感覚がして、ものすごく大きな山菜が採れたときはテンションが上がってましたね。
仕事中は好奇心が出まくりでめちゃくちゃ疲れるんですけど、本当に楽しんで取り組めていました。
ただこの山菜収穫はかなり特殊な仕事で求人があまりないので、私みたいに田舎へ行って「仕事としてありますか?」と問い合わせてみるのもいいかもしれません。
「身体を動かしながら楽しめる仕事は、疲れ具合にもよりますが好奇心を飽きさせないかもしれない」ということをお伝えしたくて紹介させていただきました。
私が経験した仕事㉗:企業の清掃員
勤務期間:2カ月の間、週2回
勤務時間:8時~11時
時給:850円
仕事内容:とある企業の廊下やトイレなどの清掃
この仕事の大変だったところは「清掃中のトイレの匂い」でした。
ひどい匂いというわけではなく、定期的に清掃をしているのでどちらかというときれいなのですが、トイレ独特の匂いはどうしてもなれなくて、短時間の勤務だからこそなんとか続けることができました。
本当にトイレ清掃をしてくださっている方には頭が上がりません。
この仕事の良かったところは基本的に1人で仕事ができたことです。
企業に出向いて決まったところを掃除して帰るだけなので、少し退屈な部分はありましたが黙々と取り組めていましたし、精神的な疲れはほとんど感じませんでした。
ちなみにトイレ掃除は大変でしたが、廊下の掃除とかは楽しくて⑱の一軒家の清掃同様、
目に見えてきれいになっていく様子はすごく好奇心に良い刺激があってやりがいを感じられました。
私が経験した仕事㉘:イベント用のピザづくり
こちらは知り合いのコミュニティのイベントでの仕事です。
仕事期間:3日間
給料:売上-材料を含む諸経費で3万円
私は料理を作ることが好きでそれをいろいろな人に話していたのですが、ある時ピザづくりすごくはまっている話をしたら「イベントでやってみない?」と誘われて始めた感じです。
この仕事で大変だったのは「自分で作った食べ物を売る」という責任感でした。
ピザを販売するにあたっては知り合いのお店の厨房を借りてお店のメニューとしてピザを販売することになったのですが
私自分で一から考えて料理を販売する経験なんて全くなかったので、教えてもらいながら、手探りしながらやってて
例えば
「材料を仕入れてきて原価を計算をしてこのくらいで売る」とか「宣伝はどういうふうにしたらいいか?」とか会社に勤めていた時とは違う頭の使い方をしてました。
でも好奇心の刺激は常にあって楽しさを感じ、誰に命令されるわけでもなく自分のペースで気ままに動けましたし、好きなことだったので夢中で取り組めましたし
そこで「美味しい」と喜んでもらえたりもしたのでかなりやりがいはありましたね。
これ他の方も話していたのですが
HSS型HSPを自覚されている方は好奇心を発揮できることで収入を得たり、やりがいを感じられると自己肯定感が高まって生きづらさが軽くなる場合が多いので
もし今現在、好奇心が発揮できることがあれば、それの方向性をもっと自分の人生にすり合わせていくのもいいかもしれません。
私が経験した仕事㉙:ライター
こちらはネットのクラウドソーシングサービスを使用していた時に、自分で取りに行ったり、お声がけいただいて始めた仕事です。
仕事の期間:3カ月間
給料:45本の記事を書き、全部合わせて約12万円
仕事内容:クライアントさんから書き方のテンプレをいただき、それに沿って温泉地についての記事作成
この仕事で良かったことは「好きなことについての記事をかけたこと」です
私昔から温泉が好きでその魅力を伝えるような文章を考えるのは基本的に楽しんで取り組めていて
ただ、文章を書くのが得意だったかというとそうではなく、初めのうちは3000文字を書くのに10時間くらいかかってました。
なので文章の書き方についてYouTubeや図書館にあった本で勉強したり、数をこなすことによってだんだん慣れていき、そうなってからはがぜん楽しくなっていきました。
仕事環境が自宅なので人間関係の煩わしさに悩まされることはなく、自分のペースで仕事ができたのもよかったです。
この仕事で大変だったのは「仕事と休日の頭の切り替えが難しい」「締め切りに追われる」というところです。
納期を守れば仕事は自分のペースで進められるのですが
休みにした日に良い文章を思いつくことがあったり、反対に仕事をすると決めた日に全然思いつかなくて、結局いつも仕事のことばかり考えてしまうことがあって
あと、自分で一から作り上げるもので締め切りに追われる感覚はかなりプレッシャーがありましたね、他の人にも聞けないですし
好奇心が乗ったときはめちゃくちゃ早く書けるのですが乗らないときは全くダメでした(^^;
個人的には好きなことで好奇心を発揮して自分で作り上げていく仕事はこの気質を自覚されている方にとってはすごくおすすめだと思うのですが
難点は「生活していけるほどの安定した収入に結び付くのは厳しいかもしれない」という部分です(-_-;)
なので、そこは自分で営業をかけて仕事を取ってきたり、安定した収入が生み出せるような仕組みを考える行動力・思考力が大事です。
実際、都会にいて自分が好きなIT系のスキルでお金を稼げなかった人が、田舎に行って年配の方や地方の企業のためにそのスキルを活かして収入を安定させられるようになった人もいたので
「好きで好奇心が発揮できて収入に結び付きやすい環境に移る」というのも大事です。
私が経験した仕事㉚:動画編集
こちらもネットのクラウドソーシングサービスでの仕事です。
仕事期間:2ヵ月
給料:10本の動画編集で約5万円
仕事内容:20分ほどの撮影データとBGMをクライアントからいただいて、指示通りに動画のカットやテロップ・BGMの挿入などの編集
この仕事の良かったところは「YouTubeをやってたのが役立ったこと」です。
私は1年以上YouTubeの「しょくのこHSS型HSP考察」というチャンネルにて動画を投稿していて
仕事の依頼内容は私がYouTubeで発信しているような感じの動画編集だったので
慣れていることもあって取り組みやすかったです。
ただ、動画編集も得意だったわけではなく、ライターの仕事同様ネットやYouTubeで勉強したり、数をこなすことによって慣れていった結果、好奇心を満たしながら取り組めるようになりました。
私は個人的に動画編集はHSS型HSPを自覚されている方にすごくおすすめしたいです。
なぜかというと
文章とかと違って目に見えて変化がある作業なので飽きづらく、直観的に取り組めるのも好奇心を発揮できる良い部分なんですよ。
実際、副業としてですが動画編集に取り組み始めてやりがいを感じられて、本業のモチベーションになった方もいました。
動画編集の仕事はクラウドソーシングサービスで比較的多い仕事かつ、まだまだ需要があるので、もし何か始めたいと悩んでいる方は1つの候補にしてもいいと思います。
以上私が経験した仕事30選を紹介させていただきました。
なにか1つでもヒントになれば幸いです。
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