「地元の環境が自分の好奇心を抑えてつけている場合、その好奇心は自分を攻撃するようになります」
どうもしょくのこです。
今回は「HSS型HSPは地元で起業しないほうがいい」という話をしていきます。
HSS型HSPが起業しないほうがいい場所
これ誤解しないでいただきたいのですが、HSS型HSPを自覚されている方は
「好奇心旺盛で感受性が豊かかつ、何かを創造するのが好きな人が多い」
という傾向にあり、起業すること自体は向いていると言えます。
しかし、「地元が狭い田舎」の場合は注意が必要になります。
ピンとくる方はもしかしたらこの言葉で「あー確かにそうだ」とうなづいているかもしれません。
「狭い田舎ってどんな感じ?」と思うかもしれませんが
ここで言う「狭い田舎」とは
出かけるといたるところで知り合いに出くわしてしまう
日常の中で「○○にいたわよね?」みたいな会話が当たり前になっている
というところです。(こういうところけっこうあります)
なぜこのような地元で起業をしてはいけないかというとHSS型HSPを自覚されている方は
好奇心を発揮しようとしても周りの人を気にしすぎて中途半端に好奇心を発揮して
好奇心で楽しんでいるのに無意識で満たされない気分になってしまって
その自分への違和感を強く感じてしまうからです。
HSS型HSPが周りの人を気にしている状態の思考
「人の」目を気にしなければいけない状態だとHSS型HSPを自覚されている方は
自分の好奇心を最大限発揮できない傾向にあるのですが、これは無意識の状態でもあるので気づかぬうちに大量くが減っていってしまう部分があると感じています。
あとここで言う「人の目」とは
自分自身に向けられる目だけではなく
「両親兄弟などの家族、親戚、友人、自分と関わりのある人にも向けられてしまうかもしれない目」
も含まれています。
「自分の周りにも向けられてしまう目」の例を言うと
例えば
両親が
「おたくの息子さんいろいろ何かしてるけど大丈夫なの?」
と周囲の人に言われたり
同世代の知人に
「あいつよくわからないことしてるから近づかない方がいいんじゃないの?」
と言われたりするみたいな感じです。
こういう話を聞いてしまうと
HSS型HSPを自覚されている方は「迷惑をかけてはいけない」という考えになって本音を隠してしまいます。
本来は好奇心と敏感な感受性が受け取る刺激によって
「現状を変えようとするためのアイディア」だったり
「自分のいる環境をよくするためのアイディア」などを思いつく人が多い傾向にあるのですが
人の気持ちを優先してしまうため
「自分の気持ちを叶えたい、でも迷惑をかけたくない」
という矛盾した状態になってしまい
結果、「何も行動できずに時間だけが過ぎてしまう」
ちなみこの時間は数年経ってしまう場合もあります。
心当たりある人いるのではないでしょうか?
HSS型HSPが狭い田舎で起業する方法と実例
改めて言いますがHSS型HSPは感受性が豊かかつ好奇心旺盛なので、田舎で起業をすること自体は向いてると個人的には思っています。
田舎は競合相手がいない場合がほとんどですし、あらゆる好奇心を仕事にしやすいです。
ただ、地元が「人は嫌いだけど、起業する場所としては良い」という場合は
環境を作ることが大事です。
例えば、私の知人で先ほど紹介したような狭い田舎に実家がある方で
その地元のさらに山奥の人がいないようなところに家を借り、毎日焚き火をしながらほぼキャンプのような生活をして自然を楽しんでいる人がいるのですが
彼は野菜を作ってネットで売ったり、格安で一戸建てを買ってリフォームし、別荘として貸し出したりなど、自分の好奇心を活かすビジネスなどもしています。
まさに好奇心の仕事にしている感じですね(^^)
そういうのをしたいがために山奥に家を借りたわけではなく、ただ「ゆっくり休む別荘的な感覚」で家を借りたらしいのですが
過ごしているうちに自然といろいろなアイディアが思い浮かんで
勉強しながら1からビジネスを始めたそうです。
彼が「地元の田舎だといろいろな人間関係を気にして、こういうことをしようと思いつかなかったと思う」と話していたのが印象的でした。
この方は以前、実家で暮らしていたのですが
実家の居心地が良くなくて、地元で格安のお世辞にも綺麗とは言えない家を借りて、そこをリフォームして住もうとしていたんですよ。
でも、その方は母親に「そんな恥ずかしいこと止めて実家にいて働いていればいいじゃない」と言われ
人のことを気にしてしまうスイッチが一気に入って、結局実家暮らしで矛盾を抱えたまま悶々と地元の田舎で働くようになってしまったそうです(-_-;)
ただ、この方をすごいところが数年経ってから「このままじゃだめだ」という自分の本音にしっかりと耳を傾け
「地元じゃない田舎に家を借りて週末はそこで過ごす」という行動をとったことです。
そして先ほど説明したビジネスをいろいろと始めるようになったんですよ。
「数年悩みながらも最初の一歩を踏みだせた」
これって相当すごいと思うんですよ。
そこから自発的にビジネスを始めるのもそうですし、みなさんもそう思いませんか?
ちなみにこの話を聞いたときに
「気にしすぎてしまうHSS型HSPにとって地元の小さい田舎は自分の力を最大限発揮できない場所なのではないだろうか?」と感じました。
田舎の現実とHSS型HSP
田舎って新しいアイディアや斬新なアイディアを嫌う人が圧倒的に多いんですよ。
これは紛れもなく事実です。
なので両親や親戚、友人など、「自分たちも何を言われるかわからない」とHSS型HSPを自覚されている当人の考えを止めようとしてしまうこともあるんですよ。
「田舎は世間体が一番大事」という空気感もありますし、もちろん、気質に関係なく誰でも、田舎で新しいことをやろうと批判される機会は多いのですが
HSS型HSPを自覚されている方の場合はアイディアが斬新なものが多かったり
田舎の世間で言う常識に外れているような考えを思いつくこともあるとも感じています。
私も、斬新とまで言えるかわかりませんが
「地元の実家暮らしが居心地よくない人向けのシェアハウス」+「地元の学生が勉強できるラウンジが1階にある」
そういう建物を運営しようと考えていた時期がありました。
若者同士の交流とかもできますし、いろいろな良い刺激に触れることができますし、こういうのって意外と需要あると思ってたんですよ。
でも実際「こういう案はどうだろう?」と知人に話したことがあったのですが
だいたいの人は「実家があるのにわざわざ家賃を払いながら他人と一緒に住むのっておかしいでしょ?」と言われたり
「実家があるのに地元の若い人同士でわざわざ一緒に住むって怪しいと思う」と言われたり
「学生がトラブルに巻き込まれたりしたらどうするの?」と言われたり
肯定的な意見はほとんどありませんでした(^^;
確かに言いたいこともわかりますが、そういうのを望んでいる人もいると思うんですよ。
実際、実家が居心地よくない状態の人は「今すぐにでも住んでみたい」と言っていましたし
「図書館で勉強するのは嫌だからそういうところで勉強してみたい」という学生もいました。
結局、私の場合は地元の人間関係を考え、人の目を気にして断念してしまいましたが、いつか別のところで違う形で実現させたいとも思っています。
嫌な地元に住むHSS型HSPが好奇心を活かして起業する方法
今までは「HSS型HSPは地元の小さい田舎では起業しない方がいい」という話をしてきましたが
この記事を見ている方の中には
「やむをえない事情で田舎に残っていて、でも何か起業してみたい」
と思っている方もいると思います。
なのでそういう方が「どのように起業したらいいか?」を解説していきます。
一言で言えば
「自分の地元から少し離れたポツンとした一軒家」を借りることです
隣近所に家がないようなところですね(^^;
車がないと厳しいですが、これは先ほど話した私の知人の例と似てて
こういう環境ってわりと好きなことが出来るんですよ。
もちろん限度はありますがHSS型HSPを自覚されている方にとっては
間違いなく自分の力を最大限発揮できるところだと思っています。
そしてこれがビジネスにつながったりもします。
野菜を作って売ったりもそうですが、感受性をフルに発揮して芸術作品を作って売ったりとか
川の流木でアートを作って売っている人や山奥で予約配達専門のパン屋を開いている人
ネット回線をひいて動画編集の仕事をしている人とかもいました(^^)
物理的に人との距離が離れているので人間関係を気にしてしまう精神的な圧迫感もないですし
聞こえは悪いかもしれませんがひっそりとビジネスを始められるというんですかね。
もちろんそういう場所でも全く人との干渉がないというわけでもありません。
その地域で噂が広がってしまうこともあると思います。
ただ、実家にいて何かをやって、地元の実家に近い人とか、自分にかかわりのある近い人に噂話で迷惑かける可能性は低いですし、よっぽど気楽にビジネスを始められると思います。
HSS型HSPが好奇心を楽しんだり、ビジネスに変えたりする「家を借りる方法」
ここからは「どうやったらそういう家を借りれるか?」
実例を出しながら解説していきます。
まず、家を借りるなら
「別荘としてポツンとした一軒家を借りる」
が理想です。
田舎に住んでいる人なら分かると思いますが、家を買ってしまうと「地域の自治会や地域の行事は必ず参加しろ」と言われることもあり
それが忙しすぎて結局「ビジネスを始めるどころではなくなってしまった」ということがあるんですよ。
実際そういう目に合ってすぐ引っ越した人もいます。
それを踏まえて、HSS型HSPを自覚されているとある男性の例ですが
自宅から車で1時間圏内の自分が気になる地域を探し、そこに住んでいる方の話を聞いたり
「村の仕事を体験してみたい」と言ってボランティアで手伝ったりして「借りられる家を紹介してもらった」という方がいました。
好奇心のある方ってこういう部分の行動力あると思うんですよ。
一般的な人だったら「不動産屋に行って物件を探す」と思うのですが
HSS型HSPを自覚されている方の場合は「情報を現地調達する」というかんじですかね。
ちなみに、その男性の場合はその地域で知り合った人に最初から「別荘として家を借りて、試しにビジネスをしてみたいと思っています」と正直に話して家を貸してくれる方を探していました。
これもすごく大事なことです。
言い方は悪いかもしれませんが
「ビジネスがうまくいくかわからないし、ずっと借りるかもわかりません」というような
「人が聞いたら貸してくれなくなるようなこと」を公言していたんですよ。
都合よく借りたい旨を最初から伝えていたんですよ。
でもそれを聞いてなお貸してくれた方がいたんですよ。
結局そのHSS型HSPを自覚されている男性はどうなったかというと
詳しい内容は言えませんが起業したビジネスを成功させて、今でも週3日ほど地元の実家から借りている家に通って、いろいろなアイディアを考えてビジネスを展開していっているそうです。
「実家を出なくても人の目を気にせず起業してうまくいったHSS型HSP」の最も理想的な例だと私は思っています。
おそらくこの動画を見ている方は、今聞いたことをすぐ実践できるような気もしています。
「やむを得ない事情で田舎に残っているHSS型HSPで起業をしたい」と思っている方はぜひ参考にしてみてください
今回の内容の復習
今回の内容をさらっと復習していきます。
・HSS型HSPは好奇心旺盛で感受性が豊かなので、いろいろなアイディアを思いつき、起業すること自体は向いている
・小さい田舎の地元の場合は人の目や人間関係を気にしすぎて、自分の力を最大限発揮したいと思いつつも、自分に関係ある人に迷惑をかけたくない、という矛盾した気持ちを持ってしまい行動に移せなくなってしまう、数年に及ぶことも
・やむをえない事情で地元に残っていて、でも起業したい人は地元から少し離れたところのポツンとした家を別荘として借りて小さなビジネスを始めてみる、人の目を気にしすぎてしまうことが地元にいるときより少なく、好奇心と敏感な感受性を最大限発揮し、ビジネスを成功させる可能性が高くなるかもしれない
み今回は「HSS型HSPは地元で起業しないほうがいい」という話をさせていただきました。
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